ピースあいち・メールマガジン 第127号

2020.06.25

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 ピースあいち・メールマガジン         [第127号]  2020/6/25
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6月9日からピースあいちを再開しました。安全を第一に、当分はゆるゆ
ると開館していきますので、よろしくお願いします。
6月23日は、沖縄戦で命を落とした20万人超の方々を悼む「慰霊の日」
でした。ピースあいちは開館1周年の記念企画で「沖縄から戦争と平和を
考える」を開催し、以来、この時期に「沖縄展」や講演会などを開催し
てきました。故野間美喜子前理事長はこう言っていました。「沖縄には
過去も現在も、戦争と平和の問題が凝縮されているが、他の地方に住む
人たちはそれを知らなかったり、無関心だったりする。沖縄展をとおし
て、沖縄の人々の苦しみを共有し、一見平和に見える自分たちの日常を
問い直したい」と。今年も準備をしていましたが、新型コロナウイルス
感染防止のため中断されて開催できませんでした。せめて、阪井芳貴さん
にお願いした今号の記事をお読みください。
ピースあいちは開館以来、さまざまな企画展やイベントを行っていますが、
それは、大きな目標に向かって一丸になって進む、という感じではなくて、
それぞれの方が、それぞれのジャンルで、ピースあいちを何とかもりたて
ていこうと企画、実行してくださるからです。そういう意味でも、開催中
の「模擬原爆パンプキン」「ピースあいち近くの平和公園で観られる野鳥
たち」展は、素敵な展覧会で、多くの方に見ていただきたいと思っていま
す。今号は、新理事長のご挨拶もあります。お楽しみに。   (赤澤)

☆今月号の内容***************************************************
◆お知らせ・催し物
◆理事長就任にあたって ご挨拶 
◆古関裕而が驚いた福島のパンプキン◆
  企画展「模擬原爆パンプキン-市民が明らかにした原爆投下訓練」によせて
◆田辺の模擬原爆活動報告◆
  企画展「模擬原爆パンプキン-市民が明らかにした原爆投下訓練」によせて
◆首里城再建にむけて◆沖縄慰霊の日6月23日に
◆鳥に魅せられて◆
  写真展「ピースあいち近くの平和公園で観られる野鳥たち」によせ
◆今月のピースあいち◆総会のはがき・来館者アンケートから
◆所蔵品から◆

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◆お知らせ
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★戦争と平和の資料館 ピースあいち再開について
 当館は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、2020年4月4日から
臨時休館していましたが、感染防止策を講じたうえで、6月9日(火)から
開館しました。当面の間、団体受付・展示ガイド・戦争体験の語り
イベントは中止とさせていただきます。
 また、ご来館の際は以下、新型コロナウイルス感染防止へのご理解
ご協力をお願い申し上げます。
(1) ご入館前の体温計測で37.5℃以上の方はご入館をお断りさせて
   いただきます。
(2)風邪症状のある方、体調のすぐれない方のご来館はご遠慮ください。
(3)ご来館される方はマスクを必ず着用してください。
(4)手洗い及び手指消毒へのご協力をお願いします。
(5)館内ではお客さま同士の距離を確保してください(2m以上)。
(6)混雑時は入場制限をする場合があります。
*毎年夏の企画展期間中は日曜日も開館していますが、
 今年は日曜日・月曜日が休館です。

催し物
◆企画展「模擬原爆パンプキン-市民が明らかにした原爆投下訓練
 と き 6月9日(火)~8月29日(土) 
 ところ 3階展示室

◆写真展 ピースあいち近くの「平和公園で観られる野鳥たち」
 と き 6月9日(火)~7月11日(土)
 ところ ピースあいち2階プチギャラリー

◆15歳の語り継ぐ戦争─金城学院中学生の平和レポート
 と き 7月21日(火)~8月29日(土)
 ところ ピースあいち2階プチギャラリー

★戦争体験を募集しています。
 2020年はアジア・太平洋戦争の終結から75年目。ピースあいちでは、
これを契機に、「ピースあいち 戦後75年プロジェクト」として、
1.戦争体験を広く募集し、戦争体験談集を発行 
2.戦争体験・映像アーカイブの整備 
3.語り継ぎ手の育成 
を柱に戦争体験の記録・保存・活用をさらにすすめる取り組みを始めました。

<戦争体験談の募集>
1. 募集期間は2020年12月31日まで。
2. 文字数は3000字以内。ご自身の戦争体験です。
3. お名前、ご住所、連絡先を明記の上、メールまたは郵送でご応募ください。
応募作品はお返ししません。
4. 体験談集掲載に際しては、事前にご連絡を差し上げます。掲載料、原稿料は
ありませんが、冊子を贈呈いたします。

 問合せ先 戦争と平和の資料館 ピースあいち 
      TEL/FAX:052-602-4222
      Mail: peace@key.ocn.ne.jp
      〒465-0091 名古屋市名東区よもぎ台2-820

(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/piace_aichi/202006/vol_127-1.html

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◆理事長就任にあたってご挨拶
                        理事長 鈴木 秀幸
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私が司法修習生(弁護士、裁判官、検察官の卵)の時代から、その後の45年
余の期間、公害裁判、人権、平和、憲法及び司法問題を一緒に活動させて
もらった先輩であり同志である弁護士野間美喜子先生、この類いまれな人、
優秀で魅力にあふれた人が、あっという間に亡くなられて、まさに「巨星墜つ」
という思いです。そのような野間先生の後を継いで、とても荷が重いので
すが、私が理事長を務めさせていただくことになりました。よろしくお願い
致します…。

(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/piace_aichi/202006/vol_127-6.html

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◆古関裕而が驚いた福島のパンプキン◆
  企画展「模擬原爆パンプキン-市民が明らかにした原爆投下訓練」によせて
                         運営委員 金子 力
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NHKの朝ドラの視聴率も好調で、主人公古関裕而をテーマにした出版も続い
ているようです。たまたま手にした1冊の中に「おや!」と思うことを見つ
けました。古関氏の実家は福島市大町。1945(昭和20)年3月10日と5月27日の
東京大空襲でも古関氏の自宅は焼失を逃れますが、念のため二人の娘を
福島市に疎開させています…。

(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/piace_aichi/202006/vol_127-7.html

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◆田辺の模擬原爆活動報告◆
  企画展「模擬原爆パンプキン-市民が明らかにした原爆投下訓練」によせて
       7.26田辺の模擬原爆追悼式実行委員会メンバー 吉村 直樹
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1945年7月26日午前9時26分、大阪市東住吉区田辺の住宅地に模擬原爆が落と
されました。当時、思い当たる大型爆弾として1トン爆弾と思われていました。
戦後も47年経って、この爆弾が模擬原爆の一発とわかりました。自分たちの
住んでいるところが広島・長崎の人類史上の大悲劇とつながっていることを
知ったことは大きな衝撃でした…。

(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/piace_aichi/202006/vol_127-8.html

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◆首里城再建にむけて◆沖縄慰霊の日6月23日に
                   名古屋市立大学教授 阪井 芳貴
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昨年10月31日未明に発生した火災で、首里城正殿・北殿・南殿をはじめ七つ
の建物が全焼した事件は、沖縄県民のみならず世界中に衝撃を与えました。
多くの沖縄県民が衝撃を受け、涙を流し、心を痛めた、その背景にあるものは
何か、についての私見を述べていきたいと思います…。

(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/piace_aichi/202006/vol_127-9.html

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◆鳥に魅せられて◆
  写真展「ピースあいち近くの平和公園で観られる野鳥たち」によせ
                                          ボランティア 乳井 公子
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本来なら5月の愛鳥週間に合わせて開催する予定だった「平和公園で観られ
る野鳥たち」展は1ヶ月遅れで6月9日から開催の運びとなりました。
平和公園については、4月のメールマガジンで詳しく紹介されており、
今回は私個人のエピソードも交えた鳥のお話しを…。

(↓全文はこちらから)
http://www.peace-aichi.com/piace_aichi/202006/vol_127-10.html

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◆今月のピースあいち◆NPO総会のハガキ・来館者アンケートか
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4月4日から臨時休館していたピースあいち、新型コロナ感染対策も整え
6月9日から再開! 準備していた企画展「模擬原爆 パンプキンー市民が明ら
かにした原爆投下訓練」がみなさんにご覧いただけることとなりました。
「久しぶり!元気だった!」「月1回の当番だけどやっぱりないと寂しかっ
た!」とボランティアさん。受付に設置されたビニールのシールドや、開
館前と13時の館内消毒にちょっと戸惑いながら、「やっぱりまたピースに来れ
てよかった」と当番活動を再開しています。今月は来館者アンケートと、
平和のための戦争メモリアルセンターの総会に寄せられた会員のおハガキの
中から…。

(↓全文はこちらから)
http://www.peace-aichi.com/piace_aichi/202006/vol_127-11.html

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◆所蔵品から◆
資料ナンバー9435 『映画之友』1941年3月号の話
                                    資料班
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今月ご紹介するのは、雑誌『映画之友』です。昨年後半に寄贈を受けました。
ご紹介する記事は「撮影所の新体制」と、「擬音の世界」。
昔のスターは車で通い、今は徒歩。1941年には、映画の現場にも「ぜいたくは
敵だ」的な考えが浸透していたようです。
新人俳優たちは国家試験に向けて養成所で勉強をしています。
「風の音」「波の音」「猛獣の声」などの作り方も、ご覧ください

(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/piace_aichi/202006/vol_127-5.html

ピースあいちウェブサイトの、所蔵品の紹介のページからも、
バックナンバーの関連画像が見られます。よかったらこちらもどうぞ。
http://www.peace-aichi.com/objects/ 

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よりよいメルマガにするために、みなさんのご意見をお聞かせください。
 NPO法人戦争と平和の資料館 ピースあいち
 〒465-0091 名古屋市名東区よもぎ台2-820
 TEL・FAX 052-602-4222
 電子メール アドレス peace@key.ocn.ne.jp
 URL http://peace-aichi.com/
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