ピースあいち・メールマガジン 第169号
2023.12.25
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ピースあいち・メールマガジン [第169号] 2023/12/25
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毎年12月に始まる『寄贈品展』は、静かな展覧会です。人ではな
語る場所だからでしょうか。多くの方が当館に貴重な品々を託して
さいますが、時代・世代を超えて物を遺していくのは容易いことで
りません。全国の学校などが保管している「青い目の人形」たちも
が進み、今後の継承が課題になっていると新聞記事で読みました。
な資金やマンパワーに頼れなくとも、心ある人々が守ってきたもの
の尊さに胸を打たれます。ピースあいちもその一員として頑張らな
ば。来年も変わらぬご支援をお願いいたします。 (下方)
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☆今月号の内容
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◆お知らせ・催し物
◆2023年を振り返る
◆第11回寄贈品展によせてーオープニングイベントから
◆天野鎮雄(通称:アマチン)さん逝く
◆バイリンガルプロジェクト体験記
◆ボランティア雑感◆「語り継ぎ手 その後」
◆今月のピースあいち◆来館者アンケートから
◆所蔵品から◆
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◆お知らせ・催し物
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催し物
◆第11回寄贈品展「戦争が遺(のこ)したモノたち」
2022年6月から2023年6月までに寄贈された資料を中心に
します。
と き ~2024年2月24日(土) 開催中
11:00~16:00(最終日は15:00まで)
休館日 日・月曜日、
年末年始休館(12月23日(土)~2024年1月4日(木)
ところ 3階展示室
★関連イベント 「寄贈品展トークイベント 寄贈品から見えてくるもの」
と き 2024年1月27日(土) 13:30~
ところ 1階交流のひろば
お 話 寄贈者・青柳清子さん
(空襲で亡くなった叔母の市三高女時代の日記から)
ピースあいち資料班 安藤正幸さん
(寄贈品から見える海軍生活)
愛知学院大学文学部歴史学科准教授 広中一成さん
(米国からの寄贈品)
★関連イベント 蓄音機で聞く戦前・戦後の歌謡曲
と き 2024年2月10日(土) 13:30~
ところ 1階交流のひろば
大衆に親しまれた曲が発禁になっていったのはなぜか(解説付き)
◆「現代に生きる私たちが、22世紀の中学生に送るメッセージ
ー神丘中学校3年生─」
と き 2024年1月16日(火)~
ところ 2階プチギャラリー
2023年7月、名古屋市立神丘中学校の3年生165人が未来の
むけて書いたメッセージ。A41枚にびっしりと書かれた165通
ッセージには、今を生きる子どもたちの平和への率直な思いが綴ら
れています。
お知らせ
◆冬季休館 12月23日(土)~2024年1月4日(木)
★ピースあいちの会費やご寄付を、オンライン(クレジットカード
ご協力・ご支援いただけるようになりました。
https://congrant.com/project/p
(↓詳しいお知らせ・これからの催しはこちらから)
https://peace-aichi.com/
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◆2023年を振り返る 事務局長 赤澤 ゆかり
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昨年のクリスマスイブは大雪になり、予定していたピースあいちの
は中止。でも、「それでは気が済まない」というボランティアさん
見で、2023年を迎えてから大掃除をしました。今年は…。
(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆第11回寄贈品展によせて-オープニングイベントから
ボランティア 川越 敏行
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12月5日、第11回寄贈品展が始まりました。当日、11時から
イベントが開かれ、寄贈してくださった4人の方々が、寄贈品にま
エピソードなどを話していただきました。その様子をご紹介します
(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆天野鎮雄(通称:アマチン)さん逝く
ボランティア 吉田 稔
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ピースあいちとって、2023年11月5日に「天野鎮雄(通称:
さんが亡くなられたことは、とてもショッキングことでした。前館
故野間美喜子さんと天野さん、山田昌さんご夫妻と大変に親しい間
した。ぼくにとって天野さんと言えば、あの全国的に有名な名古屋
使う山田昌さんと結婚したことぐらいしか知りませんでした。
2005年1月22日、「あいち九条の会」が結成されました。7
人の一人として「天野 鎮雄(俳優)」さんの名前があって驚きました。
さらに世話人としても「山田昌」さんの名前もありました…。
(↓こちらから)
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆バイリンガルプロジェクト体験記
ボランティア 島田 智子
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ピースあいち・バイリンガルプロジェクトの話を聞いたとき、常設
膨大な量の日本語を英訳するなんて、時間的にも能力的にも到底私
無理と尻込みました。でも、まずはAI翻訳にかけ、その後、間違
切な箇所をチェック・修正するのだと聞き、それならばとお引き受
した。人生で初めてAI翻訳による英文に触れ…。
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◆ボランティア雑感◆「語り継ぎ手その後」
ボランティア(語り継ぎ手の会) 田中 玲子
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私がピースあいちの「戦後75年プロジェクト」の語り継ぎ手の研
て、3年経ちました。父の空襲体験と自分が今住んでいる地域で起
熱田空襲を語り継いでいます。しかし、何度か語り継ぎをするうち
分でも当初の新鮮さを失ったと感じるようになりました。父を失っ
さが徐々に薄らいだのだと思います。そして、もう一度、堤さんの
聞いた方が良いと感じるようになりました…。
(↓全文はこちら)
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◆今月のピースあいち◆来館者アンケートから
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今年5月に父の遺品をお持ちしました時、時間をかけて一つひとつ
に話を聞いてくださり、心を込めて受けとってくださったことに深
しました。今日オープニングでお話する機会を与えていただき、心
謝しています。父も母もどんなにか喜んでいることと思います。展
ている品々を見て、どれほど時間をかけ、心と労力を注いで一つひ
展示してくださったことか、と思い涙が出ました。他の皆さんのお
聞きすることもでき、深く心に残りました。これからも多くの方が
あいちさんを訪れ、特に若い方たちが戦争とはどういうものなのか
いただくよう願っています。(67歳女性)
(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆所蔵品から◆
資料ナンバー10282 画集「大日本 海洋美術展集 第五回」の話
資料班
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今月は、「第11回寄贈品展 戦争が遺(のこ)したモノたち」で展示され
ている資料の中からご紹介しようと思います。
「大日本 海洋美術展集 第五回」。1941年6月、朝日新聞社発行です。
おだやかな海の景色、漁をする人々、海戦の様子、洋上の軍艦など
テーマにしたさまざまな絵が集められています。
(↓全文はこちら)
https://www.peace-aichi.com/pi
詳しい画像はこちらからどうぞ。
https://peace-aichi.com/pdf/20
ピースあいちウェブサイトの、所蔵品の紹介のページからも、
バックナンバーの関連画像が見られます。よかったらこちらもどう
https://peace-aichi.com/object
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