ピースあいち・メールマガジン 第188号
2025.07.25
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 ピースあいち・メールマガジン         [第188号]  2025/7/25
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夏休みが始まり、夏の企画展初日から、子どもたちの姿が多く見ら
ようになりました。大学生の学芸員実習、ボランティア・インター
今年は人数が多く、展示作業やイベントの開催を手伝ってもらった
ながら、賑やかに過ごしています。
ピースあいち「戦後80年プロジェクト」の一つ「戦争体験の語り
整備」が8月初めに完成します。ピースあいちで戦争体験を語って
だいた88名の方の動画を15分程度に編集し、館内で視聴できる
ました。より多くの方に「戦争の実相と体験者の思い」に触れてい
けたらと思います。                  (赤澤)
☆今月号の内容***********************
◆夏の企画展「ピースあいちの語り事業」
◆夏の企画展「学び舎から戦場へ」に寄せて 
◆戦後80年、今思うこと
◆語り手の会例会 6月29日
◆平和を学び、平和をつなぐ
◆今月のピースあいち◆来館者アンケートから
◆所蔵品から◆
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◆お知らせ・催し物
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催し物
◆夏企画1
 企画展「学び舎から戦場へ」
 「愛知一中予科練総決起事件」「学徒出陣」「特攻」をテーマに
   学び舎がどのようにその姿を変えていったのか、
   と き 7月22日(火)~9月13日(土)
        11:00~16:00(最終日は15:00まで)
   休館日 日・月曜日
    ところ ピースあいち3階展示室
    入館料 大人300円/小中高生100円
 ★関連イベント1
   朗読劇「嵐の後に」トークイベント
   と き 7月26日(土)13:30~14:30
   ところ ピースあいち1階交流のひろば
   定 員 50名(要電話予約 052-602-4222)
   お 話 馬場 豊さん
              愛知一中予科練総決起事件をモチーフに朗読劇を構成した
              馬場豊さんが、劇を創り上げるまでのエピソードを語る。
 ★関連イベント2
  「特攻」講演会
   と き 8月23日(土)13:30~15:00
   ところ ピースあいち1階交流のひろば
   定 員 50名(要電話予約 052-602-4222)
   お 話 加藤 拓さん(中日新聞社記者)
             特攻とは何だったのか。『「特攻のメカニズム」』の著者が
             取材を通して考えてきたことを語る。
◆夏企画2
 企画展「戦後80年 戦争を語り継ぐー語り事業のあゆみ・これから」
   
    その始まりから現在に至るあゆみ、語り手の紹介、語り継ぎ手の紹
  そして戦争体験継承活動の今後について展示します。
    80余人の戦争体験者の語り映像を1階・2階の映像コーナーで
    ご覧いただけます。
  と き 7月22日(火)~9月13日(土)
      11:00~16:00(最終日は15:00まで)
  ところ ピースあいち3階展示室
◆ピースあいち2025年夏・戦争体験を聴くシリーズ
  と き  8月1日(金)~8月15日(金)
           (日・月曜を除く11回 いずれの日も14:00~15:00)
  ところ ピースあいち1階交流のひろば
  *日ごとの「語り手・語り内容」はHPでご確認ください。
  参加費 無料(但し入館料 大人300円/小中高生100円が必要です。)
◆次世代交流チーム企画
 「ピースあいち学生の日」
  学生の方を対象に、館を無料開放。展示を観たり、お菓子を食べな
  おしゃべりしたり、ロールプレイングイベント(13:00~ 15:00~)も
  開催します。お気軽にご参加ください。 
  と き 8月3日(日)11:00~16:00
  ところ ピースあいち全館
  対 象 小学生、中学生、高校生、大学生、専門学生
  参加費 無料
◆次世代交流チーム「戦後80年」企画
  ロールプレイング「平和から戦争を考える」─もしこの国で戦争が
  と き 8月16日(土)
  ところ ピースあいち
  参加費 入館料(大人300円 小中高生100円)
  時間など詳しくはHPでご確認ください。
◆今夏、88人の「戦争体験者の語り動画」が館内で視聴していた
 ようになりました。
◆2階に親子で楽しめる「みんなのひろば」ができました。
  本を読んだり、かみしばい(映像)を見たり、
  戦時中のおもちゃに触れたりできるコーナーです。
★あいち平和のための戦争展に参加します。
  映画上映会
  「しがみつき、燃え続ける(名古屋を消す)」
   名古屋空襲を、B29搭乗員の記録から探る映画の再上映!
  と き 8月17日(日)14:15~16:00
  ところ 東文化小劇場(名古屋市東区大幸南1丁目10号カーポート東)
  参加費 無料(但し「あいち平和のための戦争展」入場料500円が必要。
  *予約不要です。 
お知らせ
★ピースあいち活動を支えていただく会員大募集中!!
 正会員   年6000円。(入館料無料の年間パスポート券あり。
    但し特別展の場合は利用できません)
 賛助会員 年3000円。
      (入館ご招待券年2枚。賛助会費は認定NPOへの寄付として税の
       優遇措置が受けられます。)
 寄付 (認定NPOへの寄付として税の優遇措置が受けられます。)
 郵便振り込み  払込取扱票(払込料金ピースあいち負担)
  記号番号 00830‐8‐13084
  加入者名 特定非営利活動法人 平和のための戦争メモリアルセンター
 オンライン(クレジットカード)決算でもご協力・ご支援いただけ
 https://congrant.com/project/p
(↓詳しいお知らせ・これからの催しはこちらから)
https://peace-aichi.com/
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◆2025年ピースあいち〈夏の企画展〉
 「戦後80年 戦争を語り継ぐ─語り事業のあゆみ・これから」に寄せて
                                                                     事務局長  赤澤 ゆかり
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戦後80年のピースあいちの展示では、ぜひとも、開館の年からず
てきた「戦争体験の語り事業」を振り返り、それを一つの区切りと
将来の展望を提示できるものを企画したいと考えました…。
(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆夏の企画展「学び舎から戦場へ」によせて◆八高理科クラス日誌
                      運営委員  坂井 栄子
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第八高等学校(名古屋大学旧教養部の前身)の生徒は特別な事情が
限り少なくとも入学後一年間は寮生活を義務づけられ、二年生以後
寮か公認下宿に入らなければならなかった。また、大学で学ぶ準備
ながらスポーツにも取り組み、昼は校舎、夜は学寮という濃密な空
中で、規則に縛られながらも総じて自由奔放な寮生活を送っていた
ところが、1943(昭和18)年、文科系学生の徴兵猶予が撤廃
中でも出征する学生の壮行会が行われるようになった…。
(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆戦後80年、今思うこと
              半田空襲を記録する会  藤井 真理子
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私は1952年に生まれました。父は1917年生まれ、母は19
ともにまさに青春時代は戦争の真只中を生きました。父はもちろん
され、兵隊になりました。母は中島飛行機半田製作所で事務員とし
いていました。私が育つ中で、父や母は戦争時代の話を何度でも話
いました…。 
(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆語り手の会例会 6月29日
                     運営委員  高橋 よしの
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語り手の会例会第15回が6月29日開催されました。語り手の方
伴い現在10数名の方が語り手として活躍なさっています。6月な
が続き、この日は語り手の参加者は5名。語り継ぎ手の6名(オン
含む)と事務局メンバーを入れると20名の参加でした…。
(↓全文はこちら)
https://www.peace-aichi.com/pi
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◆平和を学び、平和をつなぐ◆ピースあいちでの学びと国際支援の
          市邨高校ユネスコ平和教育推進部主任  松野 至
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2025年6月、名古屋経済大学市邨高等学校のユネスコゼミおよ
に所属する生徒たちが、戦争の記憶と平和の大切さを次世代へ継承
びの場「ピースあいち」を訪問し、貴重な学習の機会をいただきま
ピースあいちでの展示を通じて、生徒たちは戦争によって失われた
常に深く心を動かされ、「平和は当たり前ではない」という気づき
ことができました…。
(↓全文はこちら)
https://www.peace-aichi.com/pi
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◆今月のピースあいち◆来館者アンケートから
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沖縄を中心とした様々な戦争の展示品を見て、教科書を見るだけで
らない、現地の人々の苦しみやそれを支える女性たち、まだまだ幼
もたちの様々な影響を肌で感じることができました。パネルには沖
言を喋る人は米軍のスパイだと見なされ方言札を掛けさせられたこ
民は天皇制を支えるための「捨て石」となったと書いてあり、沖縄
縄の文化そのものや人々のアイデンティティを否定されていたんだ
えました。これからは、海外でいまだ続いている戦争について知り
の戦争のことも交え考えていきたいです。(18歳)
(↓全文はこちら)
https://www.peace-aichi.com/pi
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◆所蔵品から◆
  資料ナンバー10501 学童疎開先のお寺にあった木刀の話       資料班
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今月ご紹介するのは小学校の名前が書かれた木刀です。
露橋小学校(当時は露橋国民学校)の児童たちが疎開していたお寺
寄贈を受けました。
ピースあいちの子ども展「戦争の中の子どもたち」で展示している
開かるた」を作ったのが、露橋国民学校の児童たちです。
(↓全文はこちら)
https://www.peace-aichi.com/pi
詳しい画像はこちらからどうぞ。
https://peace-aichi.com/pdf/20
ピースあいちウェブサイトの、所蔵品の紹介のページからも、
バックナンバーの関連画像が見られます。よかったらこちらもどう
https://peace-aichi.com/object
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