ピースあいち・メールマガジン 第181号
2024.12.25
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ピースあいち・メールマガジン [第181号] 2024/12/25
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日本被団協のノーベル平和賞授賞式を中継で見ました。強い信念に
られて演台に立つ92歳の田中熙巳氏の姿とその言葉に、改めて胸
れました。中でも、アドリブで加えたという「日本政府が被害の補
していないことを世界に知ってほしい」という、印象的な一節。こ
原爆被害者のみならず、この名古屋で生涯をかけて民間戦災者への
を求め続けた杉山千佐子さんたちの無念をも、広く代弁する言葉で
と思います。誰も責任を取らないままでは、原爆や戦争がこれから
「仕方ないこと」にされてしまう。それだけは絶対にだめだと。私
は、彼らの憤りとパッションを受け止めて、新しい年も活動を続け
きましょう。
(下方)
☆今月号の内容***********************
◆お知らせ・催し物
◆2024年を振り返って
◆第12回寄贈品展に寄せて
◆ピースあいち訪問レポート
◆ピースあいち訪問記
◆語り継ぎ手の会リボンの例会から その1
◆語り継ぎ手の会リボンの例会から その2
◆今月のピースあいち◆来館者アンケートから
◆所蔵品から◆
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◆お知らせ・催し物
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催し物
◆第12回寄贈品展「知ってほしい 戦争の時代」
2023年7月から2024年6月までに寄贈された資料142点
と き 12月3日(火)~2025年2月22日(土)
11:00~16:00(最終日は15:00まで)
休館日 日・月曜日 、2024年12月26日~1月6日。
ところ ピースあいち3階展示室
入館料 大人300円/小中高生100円
★関連イベント 寄贈品展トークイベント
と き 1月25日(土) 13:30~
ところ 1階交流のひろば
参加費 無料(但し入館料は必要)
定員40人/要予約(052‐602‐4222)
◆瑞穂ヶ丘中学校3年生の平和新聞
と き 2024年12月14日(土)~2025年2月末
ところ ピースあいち2階プチギャラリー
入館料 大人300円/小中高生100円
◆2025年名古屋空襲展「80年前、父は名古屋を焼き尽くした
─B29搭乗員の記録から」
と き 2025年3月11日(火)~4月26日(土)
11:00~16:00(最終日は15:00まで)
休館日 日・月曜日。
ところ ピースあいち3階展示室
入館料 大人300円/小中高生100円
ボブ・フレミングさん(米国バッファロー市在住)が自作の映画と
自分の父の軍事任務証明書をもって2024年5月にピースあいち
されました。その任務証明書は、1944年11月27日から翌年
米軍爆撃戦闘機B29に搭乗した記録でした。それによるとボブさ
は名古屋を8回攻撃、3月11日も5月14日も含まれます。ボブ
の飛行記録をもとに、地上と空の二つの視点で戦争がもたらすもの
実態を見ていきます。
★関連イベント1 名古屋空襲から80年~犠牲者追悼の夕べ
と き 2025年3月15日(土)16:00~17:00
第1部 名古屋空襲体験語り(1階交流のひろば)
第2部 ともし火法要(前庭お地蔵さん前)
★関連イベント2 映画上演とトーク
“CLINGS AND BURNS(ERASING NAGOYA)”(53 min.)
「しがみつき、燃え続ける(名古屋を消す)」(53分)
Screening of a film and exchange with the filmmaker/artist
映画上映と作者・芸術家Bob Flemingとの交流会
と き 2025年3月29日(土) 13:30~16:00
ところ ピースあいち1階交流のひろば
定 員 50人(要予約 電話 052‐602-4222)
参加費 無料(但し入館料は必要)
ボブ・フレミングさん制作の映画上映後、
名古屋空襲研究者金子力氏や空襲体験者との対談交流会を行います
お知らせ
★ピースあいち冬季休館 12月26日(木)~2025年1月6日(月)
★ピースあいち活動を支えていただく会員大募集中!!
正会員 年6000円(入館料年間無料のパスポート券あり。但し特別展は
賛助会員 年3000円(入館ご招待券年2枚。寄付控除の対象となります)
★ピースあいちへのご寄付は寄付控除の対象となります。
郵便振り込み 払込取扱票(払込料金ピースあいち負担)
記号番号 00830‐8‐13084
加入者名 特定非営利活動法人 平和のための戦争メモリアルセン
ター
オンライン(クレジットカード)決算でもご協力・ご支援いただけ
https://congrant.com/project/p
(↓詳しいお知らせ・これからの催しはこちらから)
https://peace-aichi.com/
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◆2024年を振り返って
事務局長 赤澤 ゆかり
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今年開館17年目のピースあいちは、10月19日に10万人の来
ことができました。「ピースあいちの役割がますます大きくなって
いる」と、宮原館長は話します…。
(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆第12回寄贈品展から◆オープニングで寄贈者の方からお話を聞
ボランティア(資料班) 川越 敏行
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12月3日、第12回寄贈品展が始まりました。当日、11時から
イベントが開かれ、4人の寄贈者と寄贈者への聞き取りを担当した
ティア、合わせて5人の方々に、寄贈品にまつわるエピソードなど
ていただきました。その様子をご紹介します…。
(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆ピースあいち訪問レポート
西野亮太 名城大学・経営学部・国際経営学科
長谷川和美 名古屋学院大学・外国語学部
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本訪問の目的は、戦争の歴史とその記憶がどのように保存され、ま
されているのかを学ぶことにありました。具体的には、ピースあい
戦争の記憶をどのように人々に伝えようとしているのか、また、展
を通じて、戦争の歴史が誰の視点(被害者、加害者、傍観者)から
るのか、個人や地域の記憶と、国家レベルで共有される「集団的記
の間にどのようなギャップがあるのかを、事前に輪読した資料を基
を深めることも目的としました。なお、今回の訪問は筆者が担当す
ナールの合同開催とし、多くの学生たちはピースあいち初訪問でし
(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆ピースあいち訪問記
豊川市教育委員会生涯学習課 前川 拓
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令和6年11月2日、7日に豊川海軍工廠平和公園の語り継ぎボラ
皆さんとピースあいちを見学させていただきました…。
(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆語り継ぎ手の会リボンの例会から その1◆
被爆体験伝承者 大澤志織さんが語り継ぐ
─切(きり)明(あけ)千枝子さんの被爆体験ー
ピースあいち語り継ぎ手の会(リボン)代表 中村 桂子
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「平和の大切さを伝えている他団体の方と交流したい」「他の団体
継ぎをしている人の話を聴きたい」「語り継ぎをどのように行った
のかな」など、リボン会員の声を聴いてこの度、被爆体験伝承者 大澤志
織さんを11月のリボン例会の講師としてお招きしてお話「切明千
の被爆体験」を伺うことができました。以下、大澤志織さんの語り
私(中村桂子)の感想を交えて報告です…。
(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆語り継ぎ手の会リボンの例会から その2◆
参加者との交流会「語り継ぎを学びあう」
運営委員 平岩 潤
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11月17日、ピースあいちの語り継ぎ手の会(リボン)の例会の
広島の被爆体験伝承者の大澤詩織さんをお招きしました。被爆体験
とは、広島市が2012年から市の事業として養成を始めた人たち
した被爆者の体験や思いを受け継ぎます。リボンの活動と重なると
多いことから、講話の後も、リボン会員を中心にした25人の参加
流会の形で意見交換を行いました…。
(↓全文はこちら)
https://www.peace-aichi.com/pi
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◆今月のピースあいち◆来館者アンケートから
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遠い昔の話という認識でしたが、今回展示品や当時のお話を聞けて
古ぼけた話ではないように感じました。貴重な体験となりました。
たなんて失礼だと思いますが、でも私にとっては古い出来事です。
上も前の出来事です。だけどどんなに古くても忘れちゃいけない記
だからこそこれからも伝えていかなくてはいけないと思います。も
私たちも伝える努力をします。これからもよろしくお願いします。
(↓全文はこちら)
https://www.peace-aichi.com/pi
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◆所蔵品から◆
資料ナンバー10453その他 ビルマに関連する資料の話
資料班
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「第12回寄贈品展 知ってほしい 戦争の時代」が、12月3日に始まりました。
壁に展示されている旗というか垂れ幕には、「ビルマ派遣」の文字
今月は、ビルマ(ミャンマー)に関連する資料を、過去のご寄贈品
ご紹介します。
(↓全文はこちら)
https://www.peace-aichi.com/pi
詳しい画像はこちらからどうぞ。
https://peace-aichi.com/pdf/20
ピースあいちウェブサイトの、所蔵品の紹介のページからも、
バックナンバーの関連画像が見られます。よかったらこちらもどう
https://peace-aichi.com/object
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NPO平和のための戦争メモリアルセンター
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