ピースあいち・メールマガジン 第148号
2022.03.25
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ピースあいち・メールマガジン ［第148号］ 2022/3/25
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企画展「戦時下の地震」の開催中、3月16日にも福島県沖でM7
あり、復旧作業に追われています。地震があるたびに、津波や建物
がけ崩れなど以外に、放射能の心配もしなくてはいけなくなりまし
また、本号でも何人かが触れているように、連日報道されるロシア
クライナ侵攻にみんなが心を痛めています。そんななか、「プロパ
ダ」という言葉をよく耳にするようになりました。実は夏に「戦争
パガンダ」展を企画していて、タイトルを決めるとき、「『プロパ
ダ』なんて意味がわからないんじゃないか」という議論をしていた
す。かつて日本は日本軍の満州撤退勧告を受け、国際連盟を脱退し
た。以後、世界の情報の肝心な部分が入ってこなくなり、戦争への
突き進みました。実に周到なプロパガンダが、国民を熱狂的に戦争
に向かわせました。ていねいに歴史から学び、今を考えることの大
を痛感しています。 （赤澤）
☆今月号の内容***********************
◆お知らせ・催し物
◆企画展「戦時下の地震─隠された東南海・三河地震」によせて
◆名古屋空襲から77年～空襲犠牲者追悼のともし火法要
◆2021年度「戦争体験語り手の会」の活動
◆初めての語り継ぎを終えて
◆山県市での「平和学習」展の意義
◆連載2-2「日本国憲法を学びなおす」
◆ボランティア雑感◆孫たちとの会話から
◆今月のピースあいち◆来館者アンケートから
◆所蔵品から◆
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◆お知らせ・催し物
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催し物
◆企画展「戦時下の地震─隠された東南海・三河地震」
と き 開催中～5月6日（金）
11:00～16:00、最終日は15:00まで
ところ ピースあいち3階展示室・2階プチギャラリー
◆企画展「沖縄戦と沖縄の日本復帰50年」
と き 5月10日（火）～７月２日（土）
11:00～16:00、最終日は15:00まで
ところ ピースあいち3階展示室・2階プチギャラリー
◆ピースあいち開館15周年ピースまつり
と き 5月5日（木・祝）11:00～16:00
ステージ企画（1階交流のひろば）
山下律子さんの沖縄三線演奏／蓄音機で聞くレコードコンサート／
ブによる朗読「新美南吉の絵本から」
＊この日は開館記念日で入館料無料の日です。
＊コロナの感染状況によっては、ステージ企画が中止となる場合が
ホームページまたはツイッターでご確認ください。
お知らせ
★ピースあいちの会費やご寄付が、オンライン（クレジットカード
ご協力・ご支援いただけるようになりました。
ご入会 https://congrant.com/project/p
ご寄付 https://congrant.com/project/p
★野間美喜子遺稿集
『向日葵(ひまわり)は永遠(とわ)に 平和憲法一期生の八十年』
が刊行されました。
(↓詳しいお知らせ・これからの催しはこちらから）
https://peace-aichi.com/
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◆企画展「戦時下の地震─隠された東南海・三河地震」によせて◆
「あれから10年…震災展を再び」
ボランティア（学芸員） 岡村 裕成
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3月8日から開催している企画展「戦時下の地震─隠された東南海
地震」。戦時に発生したことで、報道がほとんどされないままだっ
12月の東南海地震、1945年1月の三河地震を中心に取り上げ
この企画展は、2012年の同じ時期に実施した「戦争と震災」展
なっています。とはいえ、以前のものとまったく同じにはなってい
し、そうならないような工夫もあります…。
（↓全文はこちら）
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆名古屋空襲から77年～空襲犠牲者追悼のともし火法要
運営委員 熊本 亮子
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今年は新型コロナ禍の中ではありましたが、3月12日にピースあ
平和地蔵さま前でともし火法要を行いました。平和メッセージの書
ともし火を並べ、建昌寺と瑞光寺の僧侶お二人の読経の中、ピース
ボランティアがひとりひとり順に手をあわせて追悼をしました。毎
地蔵さまに向かって手を合わせるのはなぜ？どうして戦争と平和の
にお地蔵さまがあるの？いま一度その由来を振り返ってみたいと思
（↓全文はこちら）
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆2021年度「戦争体験語り手の会」の活動
ピースあいち語り手の会 吉岡 由紀夫
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語り手の会は2009年に発足し、2021年で13周年です。語
語り継ぎ手が来館者や派遣先で戦争体験を語る取り組みです。語り
コロナ禍のため制約を受けながら、本年度は58回、体験を聞いた
3,111人でした…。
（↓全文はこちら）
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆初めての語り継ぎを終えて
語り継ぎ手の会（リボン）会員 澁谷 美子
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2月26日、東浦町に教室があるNPO法人伝統派防具付空手道教
からのご依頼により、愛知県青年の家にて初めての語り継ぎをしま
私が語り継ぐのは上野三郎さんの戦争体験。子どもが多く、年齢の
広い中で上野さんの体験をどのようにお伝えすればいいのか。特に
の言葉は、ギリギリまで悩み考え続けました。その最中に、上野さ
訃報が届きました…。
（↓全文はこちら）
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆山県市での「平和学習」展の意義
岐阜県山県市歴史民俗資料館文化芸術管理監 春日 寿朗
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岐阜県山県市で昨年度に引き続き「平和学習」展を令和4年1月2
開催しました。企画展を開催するにあたって「戦争と平和の資料館
あいち」様には、ご助言と資料借用などのご協力をいただいていま
借用した史料の中でも、「岐阜県美濃町安毛集団疎開記念 生活いろは
かるた」は名古屋市から美濃市（山県市の東に隣接する市）に集団
した子どもたちの心情を綴った地元ゆかりの史料として、来館者の
打つものでした…。
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http://www.peace-aichi.com/pia
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◆連載「日本国憲法を学びなおす」2-2
五月、そして憲法━96条改憲問題（2013年）（その2）
（野間美喜子遺稿集『向日葵は永遠に』より）
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先月号では憲法改正手続きを定める第96条について、憲法の本質
「立憲主義」と「単純多数決」の問題をとりあげた部分をご紹介し
今月は、諸外国の憲法改正手続きとの比較と、日本国憲法第96条
改憲の発議要件として何故国会議員の3分の２以上の賛成を要求し
のか、その理由を考えました…。
（↓本文はこちら）
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆ボランティア雑感◆孫たちとの会話から
運営委員 林 和子
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2月の末、コロナ禍ではありましたが、何年ぶりかにお雛様を飾り
ちと雛まつりをしました。桃の花も飾って、ちらし寿しなどつくっ
しぶりの団らんをしていました。突然、一番上の孫が「なんで、ロ
とウクライナは戦争しているの？」と。そうしたら孫娘が「私、卒
集に“どこかで戦争が起ったら止めに行く！”って書いたんだよね
どうしたらいいの？何をすればいいの？」と話し出しました…。
（↓全文はこちら）
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆今月のピースあいち◆来館者アンケートから
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いたましい過去に心を寄せれば、その人は暴力的な手段に訴えよう
しないだろうと思います。自分もそんな人間に、そして、そんな人
増やし繋いでいける人間になります。（17歳女性）
(↓全文はこちら)
https://www.peace-aichi.com/pi
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◆所蔵品から◆資料ナンバー831 科学朝日 1943年5月号 の話
資料班
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今月は、科学雑誌「科学朝日」 昭和18年（1943年）5月号をご紹介します。
普遍的な科学の話もありますが、戦時下ならではの内容もいろいろ
入っています。
(↓全文はこちら)
https://www.peace-aichi.com/pi
詳しい画像はこちらからどうぞ。
https://peace-aichi.com/pdf/20
ピースあいちウェブサイトの、所蔵品の紹介のページからも、
バックナンバーの関連画像が見られます。よかったらこちらもどう
https://peace-aichi.com/object
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