2024年ピースあいち夏の特別展「マンガと戦争展」(2024年7月23日~9月14日)
2024.06.12
幅広いテーマをユニークな手法で表現する日本のマンガは、国内だけでなく世界中で広く愛されています。マンガは、エンタメとして読む人を楽しませるだけでなく、時には目を背けたくなるような残酷な出来事や悲劇をも大胆に描き、文字や映像をしのぐ優れた作品を数多く残してきました。
『マンガと戦争展』は、2015年に京都国際マンガミュージアムで最初に開催されました。このたびの当館の展示に際して、同ミュージアムの全面的なバックアップと、各作家の皆様や関係各所の方々から多大なご厚意・ご協力をいただきましたことに、心から感謝申し上げます。
〇期間 2024年7月23日(火)~9月14日(土)
11:00~16:00(最終日は15:00まで)
日・月休館 ※7月28日(日)のみ、イベント開催に伴い通常開館
〇場所 3階展示室
〇入場料:大人500円/子ども200円(入館料含む)
〇展示内容
1.「原爆」「特攻」「満州」「沖縄」の4つのテーマをそれぞれ4象限に分け、16の戦争マンガをパネルと関連資料で紹介します。一つのテーマでも様々なベクトルを持った作品が作られてきたことがわかります。
2. 2つの物語
① おざわゆきさん『あとかたの街』パネル展示
② 汐見 夏衛さん (原作)、マツセダイチさん(マンガ) 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』パネル展示
今も、世界には戦火が絶えることがありません。
戦争という極限状態とは、いったいどのようなものか。
人々はどんな目にあい、何を思って、どう行動したのか。
平和な日常の中にいても、優れた物語の力を借りて思いを馳せることはできます。
戦争を自ら体験したマンガ家による作品には、切れば血が流れ出るような切実さがあり、読む人の心を強く打ちます。また、戦後生まれのマンガ家からは、豊かな想像力や大胆な着想による新しい作品が次々に生み出され、若い世代の興味や共感を呼んでいます。
来年は戦後80年です。たくさんのマンガを入り口にして、今一度戦争を見つめ直していただければ幸いです。
開催期間 | 2024年7月23日(火) ~ 2024年9月14日(土) |
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開催場所 | 3階企画展示室 |
入場料 | 大人500円 小中高生200円(入館料を含みます) |
関連企画 | 関連イベント トーク『マンガが語る戦争~戦後80年・その先へ』 講師:イトウユウ氏(京都精華大学国際マンガ研究センター特任准教授) 日時:7月28日(日)13:00~15:00 料金:入館料または企画展入場料が必要です。 定員:50名(要事前予約 電話&WEB) |