2021ピースあいち子ども企画展「戦争の中の子どもたち」「戦争と動物」(2021/10/5~12/4)

2021.09.17

 1931年、日本は中国東北部で「満州事変」を起こし、約15年にわたる戦争を始めました。今年はその90周年にあたります。

「戦争の中の子どもたち」
 戦時下の子どもたちは、軍国教育を受けて、戦争に協力させられました。パネルとピースあいちが所蔵する実物を通して、当時の子どもたちの暮らしを振り返ります。漫画『のらくろ』や『冒険ダン吉』は、自由に手に取ってご覧いただけます。

〈特別展示〉「引き揚げてきた子どもたち」―植民地や占領地から―

敗戦後海外に残され、「引き揚げてきた子どもたち」を取り上げます。「植民地朝鮮」から引き揚げてきた栗本伸子さん(1933年ソウル生まれ)と「満州国」から引き揚げてきた松下哲子さん(1934年満州生まれ)に、少女時代の体験、そして今思うことを聞きました。内地の子どもたちからは、想像できない体験をした子どもたちがいたことを、パネルで紹介します。戦争は『遠い昔のできごと』ではなく、今の日本、そして今の世界につながっていることを知ってほしいと思います。

 

「戦争と動物たち」

戦争中、ゾウを守った名古屋東山動物園の史実(ぞうれっしゃの話)と、戦争で犠牲になったウマ、ハト、ウサギ、イヌ、ネコなど身近な動物たちのことを展示しています。
【展示パネル】
★ゾウを守った東山動物園
★戦時下の動物たち
 戦争の時、身近な動物たちは?/兵隊といっしょに戦争に行ったウマ/ひみつの文書を足につけて戦地を飛んだハト/軍服や手ぶくろにされたウサギ/みんなが泣いて手放したイヌ・ネコなど

 

チラシはこちらから

 

 

 

開催期間 2021年10月5日(火) ~ 2021年12月4日(土)
開催場所 ピースあいち3階展示室
入場料 入館料でご覧いただけます。