知られざる沖縄の真実 ー ハンセン病患者の沖縄戦 ー
2017.08.02
ピースあいちでは、開館1周年の特別展「沖縄から戦争と平和を考える」以来、毎年6月23日の「沖縄慰霊の日」をはさむ時期に、沖縄をテーマに企画展を開催してきました。
開館10周年の今年の企画展は、沖縄県名護市にある国立療養所沖縄愛楽園に開設された交流会館のご協力のもと、沖縄県のハンセン病患者がたどった差別と偏見の歴史、とりわけ沖縄戦におけるハンセン病患者の受けた苦難に焦点を当てました。
また、愛知県甚目寺村(現あま市)円周寺に生まれ、ハンセン病患者の治療に終生を捧げた医師・小笠原登(1888~1970)についても紹介します。
本展を通して、ハンセン病についての理解が深まり、今なお私たちの身辺に存在する根拠なき差別や偏見をなくす一助となることを願っています。
開催期間 | 2017年5月30日(火) ~ 2017年7月1日(土) |
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開催場所 | ピースあいち 3F 展示室 |
入場料 | 大人300円、小中高生100円 |
関連企画 | 企画展関連 講 演 会 期 日 6月24日(土) 13:30 ~ 15:30 場 所 ピースあいち 交流のひろば 1F 講演者 鈴木 陽子 さん (愛楽園交流会館研究員) テーマ 「戦世(イクサユ)の愛楽園」 ー沖縄のハンセン病患者をめぐる差別・偏見・排除のかたちー その他 参加無料 |
その他 | 協力:沖縄愛楽園交流会館 |