ピースあいち・メールマガジン 第189号
2025.08.25
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ピースあいち・メールマガジン [第189号] 2025/8/25
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
戦後80年の節目の今年、皆様にとって印象的だった番組はありま
私の心に残ったものは、再放送ではありますが、NHKスペシャル
ドキュメント太平洋戦争』でした。1941年から1945年の出
外の様々な立場の老若男女が遺した日記や手記、写真を丹念に紹介
一年ごとに辿り、それによって個人の体験と歴史を立体的に結び付
うとした力作です。破局に向かう時代を実際に生きているような臨
に釘付けになりました。こうした個人の記録を“エゴドキュメント
呼ぶそうです。語りや語り継ぎを柱とするピースあいちの活動も、
ドキュメントと歴史を結ぶ営みです。小さなことと大きなことは繋
ています。見る人に戦争を「自分ごと」と感じてもらう鍵は、やは
こなのだと改めて思いました。 (下方)
☆今月号の内容***********************
◆朗読劇「嵐のあとに」トークイベント
◆「戦争の中の子どもたち」展
◆戦後80年、夏の戦争体験を聴くシリーズから
◆ピースあいちでインターンシップ
◆ちょっとひといき
◆ピースあいち訪問記
◆今月のピースあいち◆来館者アンケートから
◆所蔵品から◆
☆*****************************
◆お知らせ・催し物
******************************
催し物
◆夏企画1
企画展「学び舎から戦場へ」
「愛知一中予科練総決起事件」「学徒出陣」「特攻」をテーマに
学び舎がどのようにその姿を変えていったのか、
と き 開催中~9月13日(土)
11:00~16:00(最終日は15:00まで)
休館日 日・月曜日
ところ ピースあいち3階展示室
入館料 大人300円/小中高生100円
◆夏企画2
企画展「戦後80年 戦争を語り継ぐー語り事業のあゆみ・これから」
その始まりから現在に至るあゆみ、語り手の紹介、語り継ぎ手の紹
そして戦争体験継承活動の今後について展示します。
80余人の戦争体験者の語り映像を1階・2階の映像コーナーで
ご覧いただけます。
と き 開催中~9月13日(土)
11:00~16:00(最終日は15:00まで)
ところ ピースあいち3階展示室
◆企画展「戦争の中の子どもたち」「戦争と動物たち」
と き 9月23日(火)~11月22日(土)
11:00~16:00(最終日は15:00まで)
★関連イベント1
朗読の会「オリーブ」による朗読
「おとうさんはどこに」他
と き 10月18日(土)13:30~14:30
ところ ピースあいち1階交流のひろば
参加費 無料(但し入館料 大人300円/小中高生100円が必要)
(要予約052-602-4222)
★関連イベント2
講演会「戦争の文化と子どもたち」
お話 西形久司さん(東海高校教員・当NPO理事)
と き 11月1日(土)13:30~15:00
ところ ピースあいち1階交流のひろば
参加費 無料(但し入館料 大人300円/小中高生100円が必要)
(要予約052-602-4222)
◆今夏、88人の「戦争体験者の語り動画」が館内で視聴していた
ようになりました。
◆2階に親子で楽しめる「みんなのひろば」ができました。
本を読んだり、かみしばい(映像)を見たり、
戦時中のおもちゃに触れたりできるコーナーです。
お知らせ
◆ピースあいちは、
9月14日(日)から9月22日(月)まで夏季休館いたします。
★ピースあいちの活動を支えていただく会員大募集中!!
正会員 年6000円。(入館料無料の年間パスポート券あり。
但し特別展の場合は利用できません)
賛助会員 年3000円。
(入館ご招待券年2枚。賛助会費は認定NPOへの寄付として税の
優遇措置が受けられます。)
寄付 (認定NPOへの寄付として税の優遇措置が受けられます。)
郵便振り込み 払込取扱票(払込料金ピースあいち負担)
記号番号 00830‐8‐13084
加入者名 特定非営利活動法人 平和のための戦争メモリアルセンター
オンライン(クレジットカード)決算でもご協力・ご支援いただけ
https://congrant.com/project/p
(↓詳しいお知らせ・これからの催しはこちらから)
https://peace-aichi.com/
☆*****************************
◆「学び舎から戦場へ」関連イベント◆
朗読劇「嵐のあとに」トークイベント
ピースあいち語り継ぎ手の会 中川 弘美
******************************
皆さんは“愛知一中予科練総決起事件”を知っていましたか?私は
でした。昨年馬場豊さんの朗読劇「嵐のあとに」が上演され、今夏
あいちの企画展「学び舎から戦場へ」で取り上げるにあたり、私も
雲の彼方に』(江藤千秋著)を遅ればせながら読んだ次第です。今
さんは「嵐のあとに」の取材エピソードを話されました…。
(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/pia
☆*****************************
◆「戦争の中の子どもたち」展に寄せて◆
今年の特別展示は「学童疎開・障がい児学童疎開」
ボランティア 上田 有見子
******************************
戦時中の子どもたちの疎開のかたちには、地方に住む親せきや知人
ころへ行く「縁故疎開」と、地方に知り合いがいない子どもは学校
で地方へ行って集団生活をする「集団疎開」がありました。また、
や健康上の理由などで疎開せずに家に残る子を「残留学童」といい
た。今回の展示では、昭和7年に設立された全国で最初の肢体不自
ための東京の光明国民学校と、愛知県立盲学校、愛知県立聾学校の
疎開についても調べました…。
(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/pia
☆*****************************
◆戦後80年「夏の戦争体験を聴くシリーズ」から
******************************
8月1日から15日(土・日除く)、ピースあいち戦争体験を聴く
が開催されました。延べ520人の方(Zoom参加含む)が、語
り継ぎ手のお話に耳を傾けました。戦後80年、語り手の方は自ら
とともに「平和を願う」想いを強く訴えられていました。お話をピ
あいちのボランティアが記しました。
(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/pia
☆*****************************
◆ピースあいちで高校生インターンシップ◆
戦争の“おろかさ”を後世に伝える方法を考える
******************************
夏休みに入り、「高校生インターンシップ」のみなさんが「戦争の
かさ”を後世に伝える方法を考える」をミッションにボランティア
しょにピースあいちの運営に携わってくださいました。朝のお掃除
まり、来館者の受付、イベントの準備、展示の鑑賞、そしてボラン
との交流を深めました。
(↓全文はこちら)
https://www.peace-aichi.com/pi
☆*****************************
◆ちょっとひといき◆平和のための女の子のお名前ランキング
当NPO理事 西形 久司
******************************
戦後しばらくの間、生まれてきた女の子の名前に「和子」が多いの
くの国民が平和を望んだから……というような話を、その昔、聞い
があります。和子の「和」は平和の「和」。でも、ほんとかな? というわ
けで、調べてみました。いまから100年前にさかのぼって、年ご
ト3を中心にみていきます…。
(↓全文はこちら)
https://www.peace-aichi.com/pi
☆*****************************
◆ピースあいち訪問記◆「実相」という言葉のもつ意味に近づく
岩田 若菜(守山区在住)
******************************
とにかく心の満腹感で胸がいっぱいになりました。展示内容が読み
あるボリュームで充実していて満足でした。…私たちは思っている
争のことは知らないのかもしれない、理解が足りないかもしれない
覚することから始めなければならない。そして、知ろうとし続けな
ならないと本当に思う。私もまだ一歩しか踏み出せていない…。
(↓全文はこちら)
https://www.peace-aichi.com/pi
☆*****************************
◆今月のピースあいち◆来館者アンケートから
******************************
戦時中の空気を多少なりとも知っている者からすると当時の純情な
たちの尽忠報国に燃えた気持ちが痛ましいほどよくわかります。そ
に彼らを追いつめた当時の「力」への憤りもひとしおです。(91
(↓全文はこちら)
https://www.peace-aichi.com/pi
☆*****************************
◆所蔵品から◆
資料ナンバー1532 「尋常小学国史付図 上巻」の話 資料班
******************************
今月は「尋常小学国史付図 上巻」をご覧いただきます。
昭和13年(1938年)の発行です。
巻頭の年表とカラーの図版を中心にご覧いただきます。
(↓全文はこちら)
https://www.peace-aichi.com/pi
詳しい画像はこちらからどうぞ。
https://peace-aichi.com/pdf/20
ピースあいちウェブサイトの、所蔵品の紹介のページからも、
バックナンバーの関連画像が見られます。よかったらこちらもどう
https://peace-aichi.com/object
☆*****************************