ピースあいち・メールマガジン 第155号
2022.10.25
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ピースあいち・メールマガジン [第155号] 2022/10/25
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9月の夏季休館の期間を利用して、館正面の外壁を塗り直しました
真っ白になった壁に、丹羽和子さんによるシンボル画のブルーが映
います。「丹羽さんは、この絵をどのような意味で描かれたのでし
か?」と、館創設時を知る人たちに尋ねましたが、不思議なことに
もはっきりした言葉を聞いていないのです。「これは、生者と死者
思うよ」と教えてくれた人がいました。シンボル画には、真っすぐ
い合う二人の姿が描かれています。海のような空のような、静かな
世界に浮かんだ人と、両手を伸ばしてそれを仰ぎ見る人。言葉を超
声が、二人の間に交わされているようです。「見て」「聞いて」「
て」「忘れないで」と語りかける青い絵。次に当館にお越しの折は
っくりと見上げてみてください。 (下方)
☆今月号の内容***********************
◆お知らせ・催し物
◆子ども企画展「戦争の中の子どもたち 戦争と動物たち」に寄せて
◆第10回寄贈品展一つなげていこう平和への願い一開催に寄せて
◆市民がボランティアで運営する「ピースあいち」を訪ねて
◆『戦争と平和の資料館 ピースあいち』のみなさまへ
◆博物館学芸員実習
◆連載10「日本国憲法を学びなおす」
◆今月のピースあいち◆来館者アンケートから
◆所蔵品から◆
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◆お知らせ・催し物
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催し物
◆「戦争の中の子どもたち」「戦争と動物たち」展
と き 開催中~11月26日(土)日・月曜日休館
11:00~16:00(最終日は15:00まで)
ところ ピースあいち3階展示室
◆「特攻隊員が残した辞世の句」
と き 開催中~11月26日(土)日・月曜日休館
11:00~16:00(最終日は15:00まで)
ところ ピースあいち2階プチギャラリー
◆第10回寄贈品展「つなげていこう 平和への願い」
と き 12月6日(火)~2023年2月25日(土)
11:00~16:00(最終日は15:00まで)
休館日 日・月曜日、
年末年始12月24日(土)~2023年1月4日(木)休館
ところ ピースあいち3階展示室
寄贈品展は今年で10回目を迎えます。今回の展示は2021年8
6月までに寄贈いただいた資料367点です。実物資料にふれると
悪化につれて印刷物の質が悪くなるなど、さまざまな点から当時の
を感じ取ることができます。当時使用された方、またそのご家族が
まで伝えてくださった資料にふれて、戦争と平和について考えまし
★オープニングイベントー寄贈者を招いてお話を聞きます。
12月6日(火)11:00~ 寄贈品展会場(3階展示室)
★関連イベント 「トーク・トーク 遺品と向き合う ということ」
2023年1月23日(土)13:30~15:00
ピースあいち1階 交流のひろば
「遺された物」を真ん中に、それぞれの「遺品」に向き合う思いを
小澤美由紀さん (ピースあいち語り継ぎ手の会)
広中 一成さん (愛知学院大学准教 日中戦争史)
ピースあいち資料班
*いずれのイベントも事前予約が必要です。
TEL.052-602-4222(詳しくはHPをご覧ください
★ピースあいちの会費やご寄付を、オンライン(クレジットカード
ご協力・ご支援いただけるようになりました。
https://congrant.com/project/p
★野間美喜子遺稿集
『向日葵(ひまわり)は永遠(とわ)に 平和憲法一期生の八十年』が
刊行されました。
(↓詳しいお知らせ・これからの催しはこちらから)
https://peace-aichi.com/
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◆子ども企画展「戦争の中の子どもたち 戦争と動物たち」に寄せて
ボランテイア 上田 有見子
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私は保育関係の仕事をしています。毎年8月になると、3歳~年長
子どもたちに、「平和ってどんなこと?」「終戦記念日ってなあに
等のテーマで話をします。平和講話の日の給食は、日本の戦時中の
メニューです。今年は「すいとん汁・サツマイモの蔓のお浸し・麦
ごはん」でした。その戦時中の給食メニューの写真を今年の子ども
「戦争の中の子どもたち」「戦争と動物」展の特別展示しています
(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆第10回寄贈品展一つなげていこう平和への願い一開催に寄せて
ボランティア(資料班) 橋爪 玲子
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第10回寄贈品展が、12月6日から開催されます。ピースあいち
市民の皆さまから戦争と平和にかかわる資料のご寄贈をいただいて
今回は、2021年8月から2022年6月までに寄贈された資料
展示公開します。残された資料は、戦争体験者と次世代をつなぐ大
割りを担っています。寄贈者の方々の思いが伝わる資料を会場でじ
見ていただき、平和への願いにつなげてほしいと思います…。
(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆市民がボランティアで運営する「ピースあいち」を訪ねて
石川県高等学校退職教職員協議会 糸矢 敏夫
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毎年恒例の会の旅行は、旅行社まかせではなく、旅行委員会を開催
学先を決定しています。その際には必ず、平和や社会問題に関する
ができる施設見学を行っています。コロナ禍で3年ぶりとなった今
石川県から一泊で行けるコースとして、初めて愛知県を選択しまし
市民の資金で戦争と平和の資料館を建設し、ボランティアで運営し
ることがすごいことだと感じました。市民や子どもたちに平和につ
学習する資料館を運営するという発想はなかったことに気づかされ
(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆『戦争と平和の資料館 ピースあいち』のみなさまへ
広島平和文化センター 被爆体験伝承者 甲斐 晶子
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29月、愛知県豊川市の小坂井高校での伝承講話を終えて、「ピー
を見学することができました。私は広島の平和記念資料館(原爆資
で被爆体験伝承者として、また、ピースボランティアとして活動し
す。「ピースあいち」に行った時の第一印象は、明るい建物とスタ
皆さんのさわやかな熱気でした…。
(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆2022年度博物館実習を終えて◆「柔軟な博物館実習」
ボランティア(学芸員) 岡村 裕成
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今年も博物館実習を7月、8月、9月と間隔をあけて実施しました
ありがたいことに応募してくれる学生が絶えないので、やりがいも
学生目線の考えや発想の吸収ができています。特に今年は例年には
ことが多くあり、それもまた今後のために活かせるなと思えました
(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆連載10「日本国憲法を学びなおす」◆
小さな島国の宝物~日本国憲法の話をしよう。その3 (2003年)
野間 美喜子
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ウクライナ侵攻が長期化し、「いつか核が使われるのでは」という
しい疑念が世界を覆っています。長崎を最後に、と人類は固く誓っ
ずなのに、「武器を持つ」「核を持つ」選択の帰結は、疑心暗鬼と
りのない恐怖に支配されることだと改めて感じます。
今月は、「軍事力の均衡」「核による抑止」などについて、本質的
えます。
(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆今月のピースあいち◆来館者アンケートから
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ピースあいちの存在を知って、ずっと行きたいと思いつつ時が過ぎ
っと来れた。朗読がすばらしかった。知人をつれてまた来たい。展
ごたえがあった。3階の企画展は、動物がらみで戦争について知る
できる。子どもたちにも関心をもってもらえそうだし、私自身初め
ことが多かった。(女性)
(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆所蔵品から◆ 資料ナンバー10017 「裁縫の扣(ひかえ)集」の話
資料班
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12月から始まる寄贈品展の展示レイアウトの案を考えている時に
けた資料です。「裁縫の扣(ひかえ)集」、裁縫(和裁)の覚え書
裏表紙には「昭和十六年三月廿日 卒業に際して」と書かれています。
本文は、細かい丁寧な手書きの文字が青色で印刷されています。l
(↓全文はこちら)
https://www.peace-aichi.com/pi
詳しい画像はこちらからどうぞ。
https://peace-aichi.com/pdf/20
ピースあいちウェブサイトの、所蔵品の紹介のページからも、
バックナンバーの関連画像が見られます。よかったらこちらもどう
https://peace-aichi.com/object
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NPO平和のための戦争メモリアルセンター
(戦争と平和の資料館 ピースあいち)
〒465-0091 名古屋市名東区よもぎ台2-820
TEL・FAX 052‐602‐4222
電子メール アドレス peace@key.ocn.ne.jp
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