ピースあいち・メールマガジン 第142号
2021.09.25
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ピースあいち・メールマガジン [第142号] 2021/9/25
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少し涼しくなりました。コロナの感染者数は減っているようですが
た第6波がやってくるとか。引き続き、気をつけていきましょう。
企画展「少女たちの戦争─青春のすべてが戦争だった」も今日で終
です。たくさんの方にご来館いただきました。ありがとうございま
ピースあいちでは、プロジェクトや企画展が終わったら反省会を兼
「お疲れさま会」を開き、互いの労をねぎらうのが恒例でしたが、
も長い間できていません。楽しみが少なくなっていくのはとても残
明日から、ピースあいちは季節外れの夏休みに入ります。ボランテ
一同、英気を養い、10月5日(火)以後は、子ども企画展「戦争
子どもたち」「戦争と動物たち」を開催して、みなさまのご来館を
ちします。 (赤澤)
☆今月号の内容***********************
◆お知らせ・催し物
◆2021ピースあいち子ども企画展◆斎藤さんの思いを引き継い
◆戦争と平和の資料館「ピースあいち」への訪問活動をメインとし
平和新聞作りへの取り組み
◆堤茂子さんの熱田空襲の体験◆13歳の少女が見た生き地獄
◆戦争の時代を生きた人の想いを引き継ぐ◆
「戦争体験」堤茂子さんのお話を聞いて
◆博物館実習の学生の変化◆変わっていく発信と発想
◆常設展示から◆集団自決
◆ボランティア雑感◆なにげない日常がいつまでも
◆今月のピースあいち◆来館者アンケートから
◆所蔵品から◆
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◆お知らせ・催し物
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催し物
◆2021ピースあいち子ども企画展
「戦争の中の子どもたち」「戦争と動物たち」
と き 2021年10月5日(火)~12月4日(土)
11:00~16:00(最終日は15:00)
ところ ピースあいち3階展示室
◆パネル展示「核兵器の終わりの始まり」
と き 10月6日(水)~
ところ ピースあいち2階プチギャラリー
◆第9回寄贈品展「来て見て伝えよう戦争の記憶」
と き 2021年12月7日(火)~2022年2月26日(土)
11:00~16:00、最終日は15:00まで
ところ ピースあいち3階展示室
★関連企画
オープニングイベント
2021年12月7日(火) 11:00から 3階展示室
寄贈者を招いてお話を聞きます。
お知らせ
★野間美喜子遺稿集
『向日葵(ひまわり)は永久(とわ)に 平和憲法一期生の八十年』が
刊行されました。
(↓詳しいお知らせ・これからの催しはこちらから)
https://peace-aichi.com/
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◆2021ピースあいち子ども企画展◆斎藤さんの思いを引き継い
ボランティア 丸山 泰子
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2011年の夏スタートした子どもたちのための展示は、今年で1
す。1931年9月18日、日本は中国東北部で「満州事変」を起
にわたる戦争を始めてから、今年で90年になります。今年の子ど
特別展示は、敗戦後海外に残され、「引き揚げてきた子どもたち」
二人の証言をもとに、日本が起こした戦争について考えます…。
(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆戦争と平和の資料館「ピースあいち」への訪問活動をメインとし
平和新聞作りの取り組み
名古屋市立猪高中学校 西田 義弘
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「空襲新聞」「忘れない、未来につなぐ戦争新聞」「戦争と動物た
「戦争を考える新聞」「白鳩新聞」「平和新聞」…。
この夏、ピースあいちを訪問し生徒一人ひとりが綴った「新聞」は
超えました。題字も取り上げた内容もさまざまですが、「戦争」に
た真摯な言葉にあふれています。猪高中学校の西田先生に取り組み
った思いを寄せていただきました。
(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆堤茂子さんの熱田空襲の体験◆13歳の少女が見た生き地獄
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9月16日ピースあいちで、堤茂子さんの「熱田空襲の体験を語る
開かれました。1945年6月9日、熱田神宮に近い愛知時計電機
機の2つの工場一帯を襲った「熱田空襲」は、わずか8分間の空爆
人を超える名古屋空襲で最大の犠牲者を出しました。堤さんは冒頭
のようにお話しされてから、体験を語ってくださいました。
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「忘れたくとも、忘れられない」体験は、あまりにも強烈で、89
た今でも、一つひとつの場面があの時のまま甦ってきて、たいへん
り、食事もとれなくなることがあります。この辛い気持ちは、あの
くまで続くでしょう。先日何気なくテレビをつけたら、『沖縄戦を
り継ぐか』という番組が放送されていました。悲惨な話を聞いた中
ちが、「僕たちは何があっても戦争はやらない。やらせない。祖父
生方、高齢の方々からもたくさん話を聞き、平和な沖縄を守り抜く
でなければ犠牲になった人々に申し訳ない…」と語っていました。
涙がこぼれました。この言葉を聞きながら、「戦争のおろかさが身
ている私が、自分の体験を語らねば」と、腹が決まりました。
(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆戦争の時代を生きた人の想いを引き継ぐ◆
「戦争体験」堤茂子さんのお話を聞いて
語り継ぎボランティア 田中 玲子
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戦争を語り継ぐということは、「分からない」私が戦争の時代に近
いくという難しいことですが、その時を生きた生身の人の想いを引
たいへん価値あることだと思いました。堤さんのお話を聞き、戦後
った今だからこそ、戦争を経験していない自分だからこそ、語り継
のがあるという思いがいっそう深まりました…。
(↓全文はこちら)
http://www.peace-aichi.com/pia
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◆博物館実習の学生の変化◆変わっていく発信と発想
ボランティア(学芸員) 岡村 裕成
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今年も8月1日から4人の実習生を迎え「博物館実習」が開催され
講義(ピースあいちのスタッフでもある研究者の方々から)、ピー
ちに寄せられた資料の登録や取り扱いについての作業実習(資料班
示作業実習、展示のガイド発表、戦争体験者のお話を聞く、自分が
企画展案の発表など8日間にわたって行われました…。
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http://www.peace-aichi.com/pia
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◆常設展示から◆「集団自決」
ボランティア 桑原 勝美
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「集団自決」とは軍命など軍事的圧力により強制された集団死であ
ピースあいち2階中央の組写真の一番右端に「集団自決」を示す一
次の説明が付されている。「サイパン島で、沖縄で、戦闘に巻き込
住民が、「集団自決」する悲劇が起こった。沖縄縄では日本の軍人
て強いられたという証言も残る。」…。
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https://www.peace-aichi.com/pi
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◆ボランティア雑感◆なにげない日常がいつまでも
ボランティア 高橋 よしの
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真白の正面に手を広げた女の子の壁画と「ピースあいち」の文字の
物は、その前を通るたびに、私の眼をひいた。そこに、私は7月か
ンティアとしてお世話になっています。2か月ですが、かかわるこ
「ピースあいち」の──平和の灯台として名古屋市名東区に──存
かさを感じています…。
(↓全文はこちら)
https://www.peace-aichi.com/pi
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◆今月のピースあいち◆来館者アンケートから
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企画展のことをネット記事で知り、どうしても見たくて奈良からき
亡母と同じ年の主人公の経験を見せてもらいました。日常の中に戦
り込む感じがひしひしわかりました。生理用品のことをあげてあっ
とてもよかった。若い女性からみた戦争が、しっかり伝わりました
展示、15年戦争のとらえ方、とても勉強になりました。慰安婦問
リンの朝鮮人問題、大切な視点で心ゆさぶられ、図録があれば購入
です!!(58歳女性)
(↓全文はこちら)
https://www.peace-aichi.com/pi
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◆所蔵品から◆資料ナンバー9736 「要図ト写景図之書方」の話
資料班
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今回ご紹介するのは、「要図ト写景図之書方」という冊子です。
「要図」は、地図の上に赤と青の記号で敵軍と自軍の状況を書き表
ものです。「写景図」の方は同じ記号を使って風景画の上に状況を
表したものです。独特の記号やアルファベットで戦況を表していま
(↓全文はこちら)
https://www.peace-aichi.com/pi
詳しい画像はこちらからどうぞ。
https://peace-aichi.com/pdf/20
ピースあいちウェブサイトの、所蔵品の紹介のページからも、
バックナンバーの関連画像が見られます。よかったらこちらもどう
https://peace-aichi.com/object
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