5月9日 野間美喜子遺稿集『向日葵(ひまわり)は永遠(とわ)に 平和憲法一期生の八十年』が刊行されました。

2021.05.10

 5月9日に開催された「野間美喜子さんを偲ぶ会」に合わせて、2020年3月1日に急逝した野間美喜子ピースあいち初代館長の遺稿集 『向日葵(ひまわり)は永遠(とわ)に 平和憲法一期生の八十年』が刊行されました。

 

 幼い頃の戦争と、小学一年に出会った「日本国憲法」。野間さんは、その体験を生涯忘れず、一人の人間として、弁護士として、自由と平和を求め続けました。また、「戦争の記憶を後世に残すことは20世紀に生きた者の責務」と、戦争資料館の建設と運営に努力を惜しみませんでした。

 そのしなやかな感性と論理的な思考は、いま私たちが向き合っているさまざまな問題を考えていく道しるべとなるにちがいありません。ぜひ多くの、とくにこれからの時代を担っていく若い世代に読んでいただきたい書籍です。

 

著者 野間美喜子/発行 風媒社/サイズ 四六判/本文276ページ/定価 1500円+税/2021年5月8日発行

 

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