名古屋二期会によるピース クリスマスコンサート◆12月22日開催しました。

ボランティア 伊藤 真利





 2024年12月22日(日)毎年恒例となった『名古屋二期会のメンバーによるピース クリスマスコンサート』が、今年も開催されました。

 オープニングは、童謡・夕焼け小焼けのメロディーが織り込まれた世界の平和を願った曲「夕焼け」でした。日本のうたの2曲目は、平和を伝える中田喜直の「歌を下さい」。人生への愛と感謝が、込められた名曲です。『一度しかない人生。一つしかない命』と魂のこもった歌声を聴かせて下さいました。
 サラリーマンの悲哀を表現した「平身低頭」、13歳の全盲で足の不自由な少女が作った「空とぶうさぎ」、そして「サマータイム」「枯葉」など世界のうた、プッチーニ作曲オペラ「トスカ」より“星は光りぬ”などオペラも…。


 後半は、クリスマスグッズを身につけてクリスマス‐ソングのオンパレード。そして、アンコールへの拍手のシャワー。アンコール曲「きよしこの夜」を来場者と共に全員で歌いあげ、 お別れは、大きな声で『メリークリスマス!』と幕を閉じました。
 オペラ二期会の皆様、ご来場くださった多くの皆様、ありがとうございました。皆様の心から楽しんでいらっしゃる素敵な笑顔がとても印象的でした。


 名古屋二期会アンサンブル研究会は結成して18年。オペラからアンサンブル(重唱)を中心に活動してみえます。「モットーは、クラシック音楽の垣根を取り払って、みなさんとご一緒に音楽を楽しむことです。」と一曲一曲の解説もしていただきました。日ごろは、大きなホールで歌っていらっしゃる出演者のみなさんから、間近で温かみのある、迫力ある、楽しい素敵なクリスマスプレゼントをいただきました。

★参加されたみなさんから★
・平和の成せるピースクリスマスコンサート。平和をかみしめています。そして感謝。
・クリスマスのひととき、楽しく過ごすことができました。歌を通じて平和を考えました。
・人生の味わい深い歌声!圧倒的な声量!! 毎年欠かせないコンサートです。
・冒頭の「夕焼け」は大好きな一曲です。ピアノが素晴らしい。
・戦争のない世の中にするために何をすればよいのか。心で願うだけでなく目をしっかり開いて、耳をひらいて世の中の動きを見ていきたいと思う。
・きれいな歌声がきける平和な世の中になりますように。
・高齢の方の素晴らしいソプラノを拝聴して感動しました。お若い鎌田さんのテノールは上手い、上手い。追っかけしたい心境です。いつもFMクラッシックに親しむ私、本日の生の舞台は80過ぎの私になによりのプレゼントとなりました。
・ピースあいちらしく、平和へのメッセージも含まれた曲もたくさん選ばれていてよかったです。