今月のピースあいち◆来館者アンケートから

                                           
 

 来月、5月4日はピースあいちのお誕生日。17歳になります。コロナ下で小中学校から来館が少なくなっていましたが、お問い合わせも増え、少しずつ団体のご来館予定も入ってきています。戦争の実相を伝え続ける活動をいっそう進めたいと思います。

名古屋が焼け野原になったから、今のこの広くて、新しい風景があるのか…と複雑な気持ちになりました。日本軍が重慶で一般市民を無差別に殺した(世界初)、という記載がとても印象的でした。アメリカ留学した時、マレーシア人に「日本に侵略された」と聞くまで全く知らなかったので、学校の歴史の授業だけを信じるのはよくないな、と思ったことを思い出しました。自分たちのあやまちを忘れることなく、次に生かして平和な世界にしたいです。また来ます。(27歳女性)

知人のすすめで来館しました。東京や広島・長崎の惨事はよく知っていましたが、地元愛知に関しては知らないことが多く、まだまだ勉強不足を感じました。未だに続くロシア・ウクライナ戦争、イスラエルとパレスチナの紛争があり平和とはいえぬ世界で、戦争を知らないでいられない現代日本。侵略するとどうなるか、されるとどうなるか、思想の左右にかかわらず知るべきです。(13歳男性)

せんそうをやめてほしいです。自分のペットをふくとかにしないでほしいと思いました。(8歳女性)

戦争で数十万、数百万とどんどん死者が出る出来事は一生起きないでほしい。(10歳男性)

昭和11年生れの父(他界)が名古屋(千種区?)出身でした。戦時中家族を失い、ひとりで静岡掛川の地に来たようです。当時の話は聞けずに他界してしまいました。千種区豊年町○○・○○番地が父の生まれ育った町かを知りたくて来ました。多数の展示・資料を見る事ができて良かったです。(56歳男性)

藤沢市の柳川たづ江さん(父の沖縄戦を腹話術で語り継ぐ「ピースあいち語り継ぎ手の会」会員)からお聞きし、来館しました。市民による戦争資料館がこのような形で常設されていることに感動しました。戦争を体験された井戸早苗様に詳しくお話をうかがいました。ふるさと名古屋市がどのようにして戦場となったかを初めて知ることができました。海老名市の地で「戦争体験者の生の声や手記を朗読する」ことで、平和な時代を築くための活動をしています。学び得たことを生かしたいと思います。(68歳女性)

今回の「名古屋空襲を知る」展をテレビで知りました。当時女学校1年生。東区に住んでいました。3月24日のバクダンは近くに落ち、恐ろしい思いをしました。私の家は1町ばかりはなれていて無事でした。このような戦争はあってはならないと思いました。(91歳女性)

改めて戦争の恐さを知りました。平和について考えてみたいと思いました。(64歳女性)

私は名古屋城が空襲で炎上した日(1945年5月14日)の3日前に生まれました。5月14日の大空襲時、母は生まれて間もない私を抱いて防空壕に逃げ込んだと何回も聞きました。(78歳男性)

行政に頼らず設立された事にびっくりしました。(66歳男性)

充実した展示内容に驚かされました。民間でこれだけの展示はすごいと思います。また、行政機関と違い、民間だからこそできる展示内容をこれからも続けていただければと思います。井戸さん(空襲体験の方)のお話をうかがえてよかったです。(71歳男性)

見学している途中から手のふるえが止まらなかった。自分にも戦争と平和についていろいろと問いかけてみようと思います。(31歳女性)