ボランティア雑感◆中学生がピースあいちでボランティア



 

 1月23日・24日、千種台中学の2年生が二人、ピースあいちに「職場体験」に来てくれました。千種台中学では数十か所の「職場」から生徒がそれぞれ選び体験学習をするという取り組みをされています。来館者の受付や発送作業などボランティアといっしょに作業をしたり、展示の解説を聞いたり、ボランティアにインタビューと、当番ボランティアと交流。私たちも元気をいただきました。


ボランティアといっしょに発送作業
常設展示の解説を聞く

「職場体験」を終えて、感想を送っていただきました。

濱本かなこさんから
 先日の職場体験では大変お世話になりました。皆様のおかげで戦争について深く考える濃い二日間を過ごすことができました。戦時中の人々がどういうくらしをしていたのか、戦地に行った人々はどんな思いだったのかを、今まで教科書の文字でしか見たことがなかったのですが、実際の証言や物を見て、自分の肌で感じることができました。また、大好きな野球やサッカーが戦時中どうなっていたのかも知れてよかったです。

根村美衣さんから
 ピースあいちは、「労働する義務感」などではなく、「この館をみんなで守っていく」という精神から成り立っている建物だと知り、深く感動いたしました。また、学校からの見学者などをうけいれていることに対する「子どもたちに戦争の悲惨さや平和の尊さを知ってほしい」という思いにも、ピースあいちに携わるみなさまだからこその考え、そして未来なのだなということが伝わってきました。