ボランティア雑感◆ひとこと
ボランティア  小田 鑑彦

                                           
 

 2017年3月某日、僕は「原爆の図」(丸木位里・俊)を鑑賞したく、ピースあいちを訪れていました。
 受付を通り、ほどなくしてある人から「小田さん、元気?今なにかしてる?」と声をかけられ、「毎日が休み、日曜」と答えると、「ここでボランティアをやらない?」…。 ――その日から遡ること4年半前、妻が急逝しました。青天のへきれき、まさに突然の出来事でした。その後しばらくは、まわりの人たちから励まされても、文字通り「生きる」のに精一杯の日々でした。―― ・・・ひとり暮らしの生活がようやく落ち着いてきた時の声かけ、お誘い。運が付いたのか、はたまた運が尽きたのか。(もちろん前者です。)

展覧会場の様子1

 以来、ピースあいちを居場所の一つとして、自分勝手なことを言いながら何やかやとやっています。以前はホールのワックスがけをしたり、最近は企画展のチラシの配布準備、展示宣伝の垂れ幕を取り付けたり、ホワイトボードの行事予定の書きこみなどもしています。企画展のチラシを生涯学習センターなどに持って行った時「テレビでやっていましたね」と声をかけられるとうれしいものです。

 「日本の歴史のなかで、もっとも大事な意味をもった一年」ともいわれる1945(昭和20)年12月に生を受けた僕。すでに健康の「康」と元気の「気」の造語「康気」後齢者の仲間入りをしました。これからも“健康第一”をモットーに、ガラパゴス人間の僕のような者が受け入れられ、支えられていることに感謝し、活動していきたい思いです。
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