ボランティア雑感◆戦争体験を伝えて
ボランティア 小野田 孝子
ピースあいちとの関りは、今から5年前の開館10周年の時に戦争体験原稿募集のことを知り、そこで私自身の体験について応募致しました。できればその後も「語り手の会」に入りたかったのですが、我が家からは度々乗り継ぎのアクセスが悪く諦めておりました。
ピースあいちのイベントで朗読する筆者(10月15日)
その後、私が所属していた「朗読研究会」に新しく入会された方から「最近はバスの乗り継ぎも増えているのでぜひ入ってください」とのお誘いを受け、昨年10月からピースあいちの賛助会員として入会しました。
運営ボランティアや語り手の他にもピースあいち朗読グループ「オリーブの会」にも所属し、来年のピースまつりの中で発表予定の朗読作品を検討中です。
また、来年度の夏企画「新美南吉展」のチームに参加し、新美南吉の生きた時代の戦争と平和について勉強しています。
昨年3月に重度の障がい者である夫を90歳で見送りました。私たちの時代の戦争体験から平和を願う基本的理念を通して子どもたちにもその頃の暮らしを伝えたいと思い、夫婦間の手紙文を中心にして『世界平和を願う思い出綴り』として6月に自費出版しました。
今まさに世界情勢は次々と起こる新型コロナウィルス等の対策に追われるとともにロシア・ウクライナ間の紛争問題も絡んで、今にも核戦争となり、世界が、地球が滅びかねない戦争が起ころうとしています。
今こそ世界中が立ち上がり、お互いに話し、和解しあって、地球の温暖化を少しでも阻止し、世界大戦とならないように最善の努力をすべき時と強く願ってやみません。
また、この11月には人業(ひとわざ)劇団「ひらき座」第128回公演、「死神はキューピット」に参加し、無事公演を終えほっとしているところです。