今月のピースあいち◆来館者アンケートから
10、11月は毎年、企画展「戦争の中の子どもたち」「戦争と動物たち」が開催されています。今年は特別展示として「戦争孤児」を取り上げました。ウクライナやパレスチナの戦闘の犠牲となっている子どもたちに思いを馳せながら「和平を!」と願うみなさんの声を…。
戦争で亡くなった方々、親を失った子ども、つらい思いをされた現実が今またウクライナ、パレスチナにあることに心が痛みます。(75歳女性)
平和をあたり前と思ってはいけないと思う。そして、過去に起きた悲劇の中で生き抜いた人々が二度と戦争がおこらぬようにと努力してつくりあげた現在を大切にしていかなきゃいけないと思った。私は、平和というのは戦争をなくすことだけではないと思う。差別をなくすのも、食料等が平等に行き渡ることも全て含め平和だと思う。自分にできる事を少しでも多くしたい。(14歳女性)
戦争はなくさなくてはいけないものだと思う。他の人にその理由をしっかり答えられるよう、起こったことをしっかり知って、自分で考えて「戦争はいけないことだ」とみんなが言える世界になってほしい。(14歳女性)
今まで知らなかったことを知るいい機会になりました。ひさんな写真を見て、戦争は絶対にくり返してはいけない事だと、とても思いました。今、世界では戦争をしている所があるけれど、和解して平和になってほしいと思います。(14歳女性)
戦争はよくないこと、おきてはならないことだと改めて感じました。高山孝子さんのお話を聞いて、平和な社会をつくっていくのは私たちだと実感しました。「何があっても戦争だけはおこしてはいけない」と高山さんは言っていました。平和な社会、戦争がおきない社会にするために、自分たちにできることを考えて行動できたらいいなと思いました。(13歳女性)
ふんだんな資料に圧倒されました。展示も工夫され印象に残り、参考になりました。(77歳女性)
祖母から戦争の話を聞いていたけれど、それよりもっと生々しく、戦争は本当にやってはいけないと感じました。戦争中でしか見ることのない惨事を、私自身や他の世代にも見せたくないと思いました。展示資料も、鉄製のものが徴収されると、紙で代用しようというのが凄いと感じました。(22歳女性)
見やすい展示でとても良かったです。カルタの展示が生活に身近で良かったです。(54歳女性)
戦争については小学校から大学まで様々勉強したけれど、愛知県の戦争については学んだことがなかったので学べて良かった。お話にでてきた堀川の爆撃の後も見に行こうと思うし、愛知県の戦争被害についてもっと自分でも調べようと思った。そして自分も後世に伝え、戦争の残酷さを知ってもらい、同じことが二度と起こらないようにしたい。(21歳女性)
ネットなどで調べていては感じられない気持ちになりました。戦争のおそろしさ、むごさを子どもに教えるのは年々厳しくなっているけれど、知ってもらわなければいけないと思い直しました。(22歳男性)
愛知県もこんなに空襲をうけていたことを知らなかったため、知ることができて良かったです。世界各国で戦争が起きている今、自分には何ができるか考え続け、戦争を忘れないようにしようと感じました。(24歳女性)
人間が食べることも厳しい戦時中に二頭のゾウを守り抜いた動物園の園長さんたちが猛獣(ライオン、トラなど)を射殺しなければならない現状は辛かったと思います。(女性)
世界の国でもまだ平和ではない国もあるからその国の力になりたい。(10歳女性)
何回来ても切ない気持ちになります。亡き父がレイテ決戦の生き残りなので、その話を聞いた時のことがよみがえります。(67歳女性)