福島で「模擬原爆パンプキン展」を開催して
認定NPO法人アウシュヴィッツ平和博物館 館長  小渕 真理志

                                           



 

 7月6日~9月25日まで、福島県白河市の当館企画展示室でピースあいちからパネルをお借りし、「模擬原爆パンプキン展」を開催させていただきました。約550人の来館者でした。8月の原爆の時期も良かったと思います。

展覧会場の様子1

 展示パネルは説明文が多く、読んでもらえるかと心配でしたが、思っていた以上に熱心に見学していただきました。やはり原爆は日本人にとって身近なのかもしれません。
 文字の大きさも読みやすかったと思います。模擬原爆を知らない方も多くいらしたようです。 名古屋出身の方で「全然知らなかった!」、「福島の渡利にも落とされた」と言う方もいました。

展覧会場の様子1

 当館はアウシュヴィッツを通して戦争や平和の大切さを伝えていますが、原爆を通して原発や核について学ぶことは大切だと実感しています。
 ピースあいちではさまざまな企画展示物をボランティアで制作していると聞きました。そのためには事前の資料や情報収集、調査、学習など大変なことと思いますが、みなさまの熱意に頭の下がる思いです。今後ともよろしくお願い申し上げます。