今月のピースあいち◆来館者アンケートから

                                           
 

 「毎年沖縄を取り上げた企画展を開催してくださりありがとうございます」と沖縄の対馬丸記念館の方からお電話いただいたり、沖縄平和祈念資料館の資料を送っていただいたり…。沖縄の歴史と今を知る企画展「沖縄から平和を考える」は、今年も大学の授業で学生さんや、中学生の校外学習に活用していただいています。関連企画の映画会や講演会・語り継ぎの会もたくさんの方にお越しいただきました。

やはり平和は大切だと思います。しかしそれと同じくらい現実を知ることも大切だと思います。1国が平和でも、1人が平和でも他の国が平和でなければ意味がないと思います。被害にあった国であり加害もした国だからこそそれを発信し、世界に平和を広げることがぼくらのできることの一つだと思います。(14歳男性)

とても充実した展示内容だと思います。加害責任まで展示するのが(圧力で)むずかしくなっている中で、きちんと展示されていてすばらしいです。沖縄の現状について的確に示されています。敬意をいだきます。展示方法がきれいで洗練されていると感じました。見やすいです。運営されている方々に敬意をいだきます。友人、知人に紹介したいです。(女性)

素晴らしい展示に圧倒されています。近くにこれほど充実した館があることさえ存じませんでした。また必ず参ります。昨今の時代の動きの報道を思い、皆様のご苦労の程に頭が下がります。(70歳女性)

家族から聞かされ続けた話、今となって、大変貴重な証言だったと思い知らされました。(60歳男性)

平和は大人だけでなく、子どもも考えなければいけないものだと思う。一人ひとりが戦争について理解し、そして平和を創るために大切なことは何か考え、意見をつくることが大切だと思う。(14歳男性)

戦争は悲しい思いをする人がたくさん出て、死者以外にも苦しくなる人がいる。私たちは体験者のおもいをうけつぐ必要がある。(14歳女性)

前回見きれなかったので再訪しました。展示は見終わりましたが、図書を読んで時間をくいました。また訪れたいです。(69歳男性)

戦後、父は命からがら帰ってきた。そして私は生まれた。それは、なかったかもしれない私の命です。子どもたち、孫たちに伝えていかなくてはと思います。今度は孫といっしょにきたいと思います。(76歳女性)

来館したいと思いながらそのままでしたが、仲間と一緒に参加できて良かったです。憲法を守り平和を守りぬくこと、改めて平和であること、二度と戦争はしないと。小さな行動でもやっていきたいと思います・ボランティアのみなさん、ありがとうございました。(78歳女性)

戦争の問題は今も続いているし、自分の今まで、今、これからにも関わっている。戦争は人権を踏みにじる恐ろしい罪であり、私たちはそれを二度としないためにできることがある…ということを学ぶことができました。貴重な資料、大切なことを教えてくださる解説、親身なお話、誠にありがとうございます。私は祖父が名古屋出身でした。戦争の話を教えてというと、祖父は辛そうで、ついに詳しい話を聴けないまま亡くなってしまいました。友人がすすめてくれたマンガ『あとかたの街』を読み、名古屋の話だ!ピースあいちに行ってみたいと、ずっと気になっていました。来ることができて本当によかったです。他にも、私の歌の先生が「ぞうさん列車」の園長さん役を歌ったのを聞いたことがあったりと、自分の人生と名古屋の戦争被害はつながっているなと気づかせていただきました。私は俳優ですが、演出家から性暴力に遭いました。今、警察の捜査に協力しているほか、PTSDの治療中です。ピースあいちさんの展示では、戦時性暴力の問題もとりあげて下さり、今も終わっていない問題であり、人が人権を無視すれば今後も起きかねない、二度とあってはならないことだと、強く啓発してくださり、ありがとうございます。涙が出ました。「女たちの戦争と平和資料館」にも行ってみたいと思います。私もピースあいちさんのように、世の中のために大切なことを伝えていける人になりたいです。(32歳)

〇映画「沖縄スパイ戦史」上映会(6月11日)参加者感想〇

戦場になるということがどういうことなのか、とてもよく分かりました。ホントウのこわさを知りました。ウクライナでもおなじようなこともあるのだろうかと胸が痛みます。軍拡に賛成する人がすこしずつ増えている中、戦争の実態を知るにはとてもよいドキュメンタリーでした。(70歳女性)

沖縄戦であった1つ1つのエピソードは知っていたが、今回の映画を通してそれぞれが1つの線のようにつながり、沖縄戦の新しい側面が知れたようでよい学びとなりました。(20歳女性)

監督からのメッセージを強く感じました。戦争マラリアの歴史はまったく知らなくて衝撃をうけました。(51歳女性)

言葉にならない衝撃的な映像、内容の映画でした。戦争を知らない私たちには必要な映画です。脂汗が出ました。(50歳女性)

もっと早くみるべき映画でした。自衛隊の西南諸島での増強が加速し、予言のような内容でした。

映画に出ていた元少年兵は2023年現在、どのくらいの方が生きていらっしゃるのか。女性のあの顔にきざみこまれたしわの深さが戦中、戦後の苦しみつらさを物語っている。多くの人が沖縄のことを知って、心にとめておくことが、最小の日本人の義務だと思った。

戦争、沖縄戦など話つくされた気でいましたが、護郷隊、はじめて知りました。まだまだ学んで話してもらわないと、と痛感しました。(53歳女性)

良い映画でした。昨年沖縄に行きました。基地を見ました。辺戸岬で「沖縄を守れ」と叫びました。(74歳男性)

様々な人の視点から沖縄戦を見ることで、戦争自体の見方がこれまでと変化したように思います。沖縄戦でおきたことを忘れないようにしようと思いました。(19歳女性)

考えられないようなことがあったことを知り、戦争とはいかにひどい事だと恐ろしくなりました。平和を願うものとしてのこの映画を全国いたるところで上映してもらいたいと感じました。(男性)