今月のピースあいち◆来館者アンケートから
新緑が目に眩しく、春風が心地よい季節です。来月5月4日はピースあいち16年目のお誕生日です。6日は「ピースまつり」。入館料無料です。ピースあいちのボランティア、会員によるステージ企画、展示ガイドで楽しんでいただけるよう準備をすすめています。ぜひご来館お待ちしています。
今回の企画展「地図と写真で見る名古屋と戦争」はおもしろかった。(65歳男性)
消える前と消えた後の地図、たいへん興味を持ちました。今でも同じことが行われていることが残念でなりません。(67歳男性)
戦争のために地図が変わった。軍事施設、軍事工場が消え地形図も改編?されたことに驚きました。米軍も戦争遂行のため、詳細な地図を作成していたことも初めて知った。(75歳男性)
両親が戦争経験者であり、話を聞いていました。私にも子どもが3人いますが、この年齢になり、子どもたちに伝えていかなくては、と思いを新たにいたしました。良い施設をありがとうございました。(61歳女性)
私は1946年生まれですが、小学校4年生まで中区内(現在の中日ビル付近)に住んでいました。進駐軍(アメリカ村)の米兵からチョコレートをもらったことをよく憶えています。そして、栄のテレビ塔が順番にできあがっていく様子も記憶にあります。父から栄付近の米軍による空襲をよく聞かされていましたので、たいへん興味深く見学させていただきました。(76歳男性)
TVで取り上げられて知り、来館しました。昭和4年生まれの父が学徒動員でトロッコで足の指を切断したこと、空襲にあったこと、B29に乗っているパイロットの姿、にげまどい命からがら生きながらえた、などなど生前話していたのを思い出し、今日はこちらに出向きました。当時父は名古屋学院中等部に在学でした。ロシアのウクライナ侵攻が治まることを願い、平和をあらためてありがたく思った。(63歳女性)
被害を身近に感じられる展示だけでなく、日本の加害の側面や現代の世界紛争に関する情報もある点が、客観的で好印象を抱きました。(21歳女性)
高校で社会科教育に40年以上かかわっています。「教え子を戦場に送らない」。改めて実感しました。(68歳男性)
ボランティアの方を中心に運営なさっているということ、また、展示内容の充実ぶりに驚きました。戦争関連資料を保存し、平和を守る気持ちを継いでいくためには、たいへんな苦労があると思いますが、熱意あってこそ実現しているのかと思います。栃木県には類似の施設がなく、県立博物館に集まってくる資料をどうしたら効果的に活用できるのかと思い、訪問させていただきましたが、たいへん参考になりました。(44歳女性)
公営でないためか、15年戦争として日本の侵略戦争責任を明確に打ち出しているのもよいと思います。すべて見きれなかったのでまた来ます。(69歳男性)
子ども時代は北区に住み、大曾根の三菱の塔を見て育ち、嫁して春日井の鳥居松工廠を知り、知人が豊川工廠に勤めていたり、上司が愛知時計において九死に一生を得た話…等々、ピースあいちを訪れ、より深く知ることができました。名古屋の古い地図がとても参考になりました。若い人達に戦争の悲惨さをもっと知ってもらいたいですね。(79歳女性)