ときどき事務局だより
事務局次長 庭山 輝男
今回の「ときどき事務局だより」は10月6日に行われた名東区なごやかクラブ連合会主催の名東福祉大学校「第46回教養講座」のことを記したいと思います。
この講座は名東文化小劇場で開催され、参加者は110名ほどでした。講座内容はピースあいちの宮原館長の「ピースあいち紹介」。私は、3年前から名東区なごやかクラブ連合会のよもぎクラブという地域の老人クラブに入っており、この日参加しました。その時の模様をお知らせします。
その時の様子をよもぎクラブ通信第114号では次のように書かれています。
10月6日(水)久しぶりに、「教養講座」が始動。よもぎクラブから3名参加しました。よもぎ台 3丁目の隣接地に2007年5月4日に開業した「戦争と平和の資料館ピースあいち」は、2010年8月24日に博物館相当施設に指定され、戦争にかかわることを歴史の教訓として伝え、次の世代の平和のために役立つ展示や諸活動を展開しています。この日は、名古屋市の空襲被害を中心として、発表がありました。名東区も爆弾・焼夷弾の投下により、家屋の消失倒壊があり、死者もでました。
宮原館長は、ピースあいちの展示の紹介として常設展の各コーナーの写真をパソコンからプロジェクターを通して映して説明していました。そして参加者に受付で配布された資料「名古屋市焼失区域図」(A3版)と「名古屋空襲の被弾地は市の周辺町村にも及びました」ということで守山区、名東区、天白区の空襲の主な記録を配布資料に基づいて解説していました。また名東区に隣接する平和公園内の戦争遺跡についても資料に基づき解説しました。
最後に「ピースあいちに来て展示をみてください」と「戦後78年経ち、皆さんの家に15年戦争当時の使用した物や資料がありましたら寄贈してください」と2つのお願いをして、講演を終えました。
ピースあいちのボランティアの一人として、今回の教養講座に参加された多くの近所の人がピースにお出でいただく環境ができたなと思い、これからを楽しみにしたいと思います。