感想日記◆企画展「少女たちの戦争-青春のすべてが戦争だった」
高橋 はな(11歳 小6)
2021年7月26日
今日は、「ピースあいち」というところで、勉強をたくさんしました。「少女たちの戦争-青春のすべてが戦争だった」というテーマの展示でした。
おじいちゃんといっしょに稲葉恵さんのお話を聞くはなさん(中央)
最初に、稲葉さんという人におひな様をもらいました。とてもかわいいおひな様でした。そのおひな様は、稲葉さんのお母さんが旅行先で集めていたものです。それには、戦争を体験した思いがこめられています。
お母さんが体験した戦争は、私たちより2才上の13才の時でした。お母さんはそのころのことを日記に毎日書いていました。字がきれいで読みやすくておどろきました。私がもし、そんな時代に生きていても、そんなすごい日記は書けないと思います。そんなていねいにも書けないし、すごいなと感心しました。
あともう一つあって、それは、防空壕のいっしゅんのできごとでした。中学生でしたが勉強をしなくて工場で働かされました。制服のスカートの代わりに、モンペというズボンみたいなものをはいていました。工場で働きやすいようにです。
防空壕に入るときのことでした。何年何組は、ここの防空壕に入りなさいと言われていました。しかし、お母さんの友達が「入る防空壕、変わってくれる?」と聞いてきました。お母さんは、「いいよ。」と言って、おたがいちがう防空壕に入りました。
その時でした。友達が入った防空壕に爆弾が落ちてしまいました。その友達は死んでしまいました。お母さんは、助かりました。お母さんは、そのことが今でも心にささっているそうです。戦争というものは、人々が苦しみ、悲しむことで、とても大変なことだと改めてよく分かりました。