◆子どもたちのアンケートから

                                           
 

 新型コロナウイルス感染拡大にともない1月14日から休館したピースあいち。休館中も予約いただいていた学校からの見学、戦争体験の語り手派遣事業は、十分な感染対策を取って行いました。学校からは、子どもたちの感想がたくさん送られてきました。

ピースあいちで昔の日本の様子がわかり、今の世の中があたり前ではないと知り、今の生活を大切に生きていこうと思いました。(12歳男性)

展覧会場の様子1

ピースあいちにいって戦争とはどのようなものかを知って、戦争をおこすとこんなことになると知って、戦争をおこしたくないと思いました。(12歳男性)

すごく大きなことがそんな昔でもない時におきたなんてしんじられない。これからもこんなことにならなきゃいいな。(12歳男性)

戦争を強く反対します。人がむざんにむさべつに殺されるのはやだ!!(12歳男性)

今回の学習のお話で「戦争がないから平和ではなく、差別や不平等がなくなってからが平和」だということが分かりました。(11歳女性)

自分が無駄にした時間は、亡くなった人が生きたかったと思っている時間だ。戦争などの争いで亡くなった人のためにも、毎日をかみしめて生きていく。(12歳男性)

展覧会場の様子1

戦争体験を聴く小学生(ピースあいちで)

戦争は怖いとお母さんから聞いていたけれど、森下さんのお話を聞いたらもっと怖くなりました。森下さんが小学生のときに描いた絵や「サミシイデスネ」という先生のコメントを見て、本当にさみしくなりました。私は戦争を体験していませんが、「戦争は体験しなくていい」と思いました。(小学6年生)

食糧を切符制でないともらえなかったり、塩がなくなってしまったり、防空壕の中で「早く戦争が終わってほしい」と思っていたという森下さんの話が心に残りました。(小学6年生)

ナゴヤドームがあった場所が軍需工場で、ばくだんが落とされたときいてとてもこわくなりました。人間の命が一つの爆弾でたくさんなくなってしまうと考えるとこわくて、話を聞いていて鳥肌がたちました。(小学6年生)

ぼくたちと同じくらいの年頃の子が工場で働かされていたと初めて知りました。焼野原になった街を見て、とてもむなしい気持ちになりました。(小学6年生)

戦争のイメージは、ばくだんが落ちてきたり、家が燃えているだけだと思っていたけど、話を聞いてみると、戦争が終わっても、じごくがつづき、家族とはなれるということを聞いて、大変なのは、国民全員なんだなとあらためて思いました。(小学6年生)

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平和学習・出前講座(椙山高校で)

私は平和のお話を聞いて、いろいろなことが分かったし、いろいろな思いがありました。小学3年生の時にこんな大変な事があって、親とはなれないといけないというのにすごく心が痛かったです。今もしそうなったら親は何をしているだろう、もしかして死んでしまっているのかも、などいろいろ考えて食べ物をさがしているどころか、悲しく、動けなくなる自分がいます。今、あたり前のように服を着て、食べる物があって、すむところがあるのは幸せなんだなとまたあらためて感じました。虫、生き物を見たくなくても、食べれるようにするために皮をむいたりするのはどれだけいやなんだろうと、考えました。浮浪児という言葉には意味が深いことが少し分かったので、しっかり調べたいです。心が痛くなったけれどいろいろ知れて良かったです。(小学6年生)

戦争の怖さや苦しさを知れてよかったです。たくさんの人が生きる事に一しょうけん命でもっと命を大切にしようと思いました。食べる物が無くて、自分のつめをなど食べる事にはおどろきました。戦争などで得られる物や事はなにも無いと思いました。(小学6年生)

やがみさんがよく言っていた「さみしい ひもじい かゆい」と「もう二度と戦争をしてほしくない」という言葉が心に残りました。(小学6年生)

いっぱいまなべてよかったです。/虫をたべるのがこわかったです。/こまをもらったです。/メモにいっぱいかいたです。/歌をがんばったです。/かん字がいっぱいでした。(小学6年生)