◆今月のピースあいち◆来館者アンケートから

                                           
 

 2019年最後のメルマガです。今年も本当にたくさんの方のご来館をいただきました。来館者アンケートにも多くの方が思いを綴ってくださいました。体験語り派遣講座でもたくさんの感想文をいただきました。この1年に寄せていただいた皆さんの声を今後の企画・運営に生かしていきたいと思います。来年もよろしくお願いします。

戦争はしてはいけないと感じました。ぼくは父からぼくの曽曽祖父がフィリピンに戦争にいき、船がしずんで亡くなったと聞きました。戦争は何のために起こったのかよく考えていきたいです。また戦争が起こらないようにするにはどうすればいいのか。ぼくたちが未来へのカギなのでそういったことを後世に伝えることが大切だと感じました。平和を守る。(12歳男性)

寄贈品展で、実物の説得力と迫力に圧倒された。さまざまな考え方があれども、戦争がむごいものであるという認識は共有するべき。(35歳男性)

私は何度か戦争について聞いたことがあり、実際に飛行機も見たことがあります。ですが、実際に体験された方のお話を聞くのははじめてでした。とりはだがたってしまうくらいこわさを感じました。(11歳女性)

私はせんそうがあったことは知っていたけど、せんそうで死んでしまった人がいたり、すごく私が思っていたよりたいへんなことだと思いました。せんそうを体験した人の話を聞いたのは初めてだったので私が思っていたよりたいへんだと分かりました。(11歳女性)

戦争はもう二度とやってはいけない。そして何でそうなってしまったのかを考えていくことがとても大切だと思いました。(11歳男性)

私は、戦争の話をあまり聞いたことがなかったので、今日は初めて知ったことがたくさんありました。戦争はほんとうにたくさんの人がなくなってしまっていいことはなにもなく、ただ悲しみとくるしみが残るだけだと、あらためて知りました。私は平和な時代に生まれてきて「戦争」というものがどのようなものなのか実際に体験したことはないけれど、今日のお話で戦争と関わった人たちの気持ちを感じることができました。これから社会などで勉強して戦争についてもっとくわしく知っていきたいと思いました。(11歳女性)

人の命をむだにしてしまうような戦争は絶対にあってはいけないことだと思いました。こんなことが一生おこらないようにしたいです。(12歳女性)

寄贈品展に出品されている荒川さんのご紹介でうかがいました。とりわけ昭和15~20年に至る日本の激動期における陳列(教科書・書籍)は、保存状態も良く感銘しました。また、いろいろ情報を吸収したいと考えます。戦争のことを孫たちに教えられる最後の世代。私は戦後生まれながら、祖父に聞かされました。(71歳男性)

パンプキン爆弾が印象に残りました。また、太平洋の島で亡くなられた方の写真が強烈でした。(77歳男性)

今日は戦争のことを知ることができて、よい機会になりました。「人間らしさ」とは?という自分が考えたことがないことを、強くおっしゃっていてとても印象に残りました。自分が経験したことのないことを力強くおっしゃっていたので、自分でも「人間らしさ」について考えるきっかけになりました。(20歳男性)

田邊さんのお話はとても貴重でありがたく感じました。実際に戦争体験された方の話は、驚くことも多く心に深く響きました。さまざまな人の話を聞いて、自分で考えて後悔のない人生を送ろうと思えました。名古屋付近の空襲に関する多くの資料があり、より現実味を感じて、恐ろしいと思いました。実際に戦争が起こったということがよく分かりました。幼い子の戦争中の写真がとても印象的でした。本当に戦争は恐ろしいと心から感じました。(20歳女性)

戦争を体験された方のお話を聞くのがはじめてで、とても貴重な時間を過ごせました。文字や写真を見ただけでは伝わらない想いをリアルに感じることができました。本物の写真は当時の状況の本人たちの気持ちが強く訴えかけられている感じがして、心が苦しくなりました。(19歳女性)

焼夷弾の薬きょうを実際に触ることができたのはよい経験になりました。日本が精神論をとなえて訓練している間にも、アメリカ側は徹底した効率主義とずっと高性能な兵器(B29の高高度性能たるや!量も多い!)で圧倒的な差を見せつけてくるというのが印象的でした。写真で展示されていた「焼き場に立つ少年」を見て、幼いのにけなげというか、幼いことを許されないような感じに胸をしめつけられました。(20歳女性)