◆今月のピースあいち◆来館者アンケートから

                                           
 

 10月のピースあいちは、子どもたちで賑やかです。県内はもちろん大阪や京都、静岡からも小中学生が来館。戦争体験者のお話、展示ガイドの説明にしっかりと耳を傾け、展示写真やパネルを熱心に見ています。ガイドを務めるボランティアは、ガイド交流会なども開催しお互いに学びあっています。今月ガイドデビューしたボランティアもいます。

1F展示パネルの写真、なかでも枯葉剤の被害にあった子どもたちの写真が衝撃的でした。市民の手で設立された歴史資料館はできるだけ長く続いてほしいです。伝えたいことが明確な展示内容ですし、愛知ならではの戦時中の状況を知ることができ、勉強になりました。(27歳女性)

祖母から名古屋城が炎上した時の話を幼少期に聞いた事があります。「いつもは金シャチも見えるはずなのに、まわりの建物も燃えて、石垣しかない名古屋城を見てガク然とした…」と。毎日名古屋城を見ながら平和をかみしめています。平和を、戦争のおろかさを、子どもたちに伝える使命を感じました。(55歳女性)

祖父母から聞いた話を私でとどめておくのではなく、子どもたちに伝えていかないと、と気づかされました。学校のとき勉強したのはほんとうに一部で、自分で学んでいくことを見つけようと思いました。(49歳女性)

空襲にあった方の写真を見て、どれほどおそろしいものか伝わりました。二度と同じことがおきないように、海外の人と交流をもったり、平和につながるように過ごしていきます。(14歳女性)

戦争を体験した人たちから話を聞けたのはとても貴重なことだと思った。改めて平和について考えさせてもらえた。(14歳男性)

戦争中どのような状況だったのかを一つひとつの展示物がものがたっていて、とても深く考えさせられ、私たちが「平和」というものを守っていこう、そう思いました。(14歳男性)

戦争が始まった前は平和だったはず。だから、今の平和がまた戦争に変わらないように自分たちで意識したいです。(13歳男性)

平和が続くよう願って他人まかせじゃなくて、自分ができることを進んでやる!(14歳女性)

戦争は自分たちの首をしめる道具でしかない!平和をつくるためには戦争の苦しさを知り、悲惨さを受けとめ、次はどうするか考えなければいけない。(14歳男性)

戦争は勝った国も負けた国も不幸しかないことを知ることができました。これからも平和であるように話し合うことが大事だと改めて思いました。(14歳男性)

今、私たちはお腹がすいたら何か好きなものを食べることができる生活を送っています。けれど、戦争中は寝ている間も空腹の状態が続き、今のあたりまえはあたりまえではないことがわかりました。(14歳女性)