◆今月のピースあいち◆来館者アンケートから

                                           
 

 暑さが厳しい中、連日たくさんのご来館がありました。8月8日には来館者8万人を達成!水木しげるファンの方、親子連れ、学童保育の子どもたち、夏休みの宿題で中学生や高校生がグループで…。戦争体験のお話に耳を傾け、2階常設展ではメモを取り、3階展示室で水木しげるさんの漫画・絵と当時の新聞報道をじっくり読んで…。アンケートもいっぱいいただいています。

水木しげるさんの特別展を拝見しました。報道されてることと、一人の人が感じていることと。ずいぶん差があると思いました。語り部のお話も知らないことがたくさんありました。「内地は戦地ではない」「日本は国を守るが一人ひとりは守らない」と感じ、とても残念ですが、何か自分にできることはしていきたいと思います。(54歳男)

数年前にテレビでピースあいちのことを知り、ずっと行ってみたいと思っていました。今回、私の好きな水木しげる先生の企画展が開かれていることを偶然ネットで知り、さらに「行きたい!」という気持ちが強くなり、念願が叶いました。自分は戦争のことを全然まだ知れていない、まずは知ろうとすることが大切だと、展示や貴重な体験談を通して改めて感じました。(20歳女)

父と一緒にはじめてこの資料館に来ました。水木しげるさんの特別展が開催されることを知ったことがきっかけです。企画展と常設展を両方見てきましたが、戦争の悲惨さと不条理さに憤りをおぼえて涙が出そうになりました。困難な今日のような状況下でこそ、このような展示が必要だと感じました。(37歳男)

1Fの掲示から、今も続く争い、テロ、核など、問題も多様化しているので、勉強不足だと感じました。子どものために来ましたが、もうすぐ40歳になる戦争を知らない親世代がしっかり問題を見続けて学び伝えていきたいと思いました。(39歳女)

名古屋空襲の大きさにビックリしました。水木しげるの原画を目当てでしたが戦争のおそろしさ、また展示物の多さに驚きました。(44歳女)

水木しげる目当てできましたが、そのおかげで戦争についてはじめて深く知ることができました。より多くの人にこの活動を知ってもらいたいと思いました。(45歳男)

水木しげるさんの特別展、大変興味深く拝見いたしました。本当に毎日ごはんを食べて安心して寝る場所がある、あたり前の事がずーっと続く毎日になれるよう、時代や権力を持っている人に流されないようにしなくてはと感じました。(56歳女)

海外在住ですが、子どもの体験になるかと思い、日本在住の祖父と来館して、祖父の口から戦争体験を話してもらいました。貴重な体験をできる機会を提供して下さってありがとうございました。(47歳女)

戦争の報道で、日本の軍の被害は少ないと報道されていたのに、本当は多いということを知り、人々にどうしてうそをついたのだろうと思いました。(11歳男)

戦死してしまう兵のほうが多いと思っていたのに、飢えで死んでしまう人のほうが多いのにびっくりした。ふつうの人が食料に困っているのはしっていたけど、お金をもっているはずの軍が食料不足なのは不思議だと思った(11歳男)

水木さんは片うでをうしなわれたのに、かいてある絵はすごいなと思いました。もう二度と戦争はなく、命はものすごく大切なものだと感じました。(11歳男)

水木しげるさんは、みんなにせんそうのことを知ってもらいたいからかいたという思いが感じられました。戦争の苦しさなどくわしくかいてあってよくわかりました。(10歳男)

祖父以外の戦争体験者のお話を生で聞くのは初めてでしたが、、実際に話を聞いてみると本当に祖父の話していることと一致していることも多く、本当に戦争というものがあったのだとより実感を持つことができました。(15歳女)

今では考えられない戦争の苦しさ、悲しさを知ることができました。また、他の資料館よりも戦争に使われたものが具体的な写真や模型などがあって、戦争に対しての人々の深い想いを感じることができました。(12歳男)

小学校か中学校の頃に学校の先生から当館のことを聞いて知りました。戦争を経験された一人一人の方々の体験談を見て、数でははかり知れない個人の痛みを思い、苦しくなりました。そうして生き残った方々が後世に平和を訴え続けて下さって今の平和の世があるのだということを改めて実感し、感謝をこめて今日からの人生を全力で楽しもうと思うとともに、この先の平和を祈ります。(20歳女)

ミッドウェー海戦での敗北などを政府が隠し検閲していたのは今の公文書偽装・廃棄と重なる気がします。また、政府が緊急事態条項を盛り込んだ憲法改正をしようとしていることにも危機感を感じます。本当の意味では戦争はまだ終わっていないのかもしれません。(34歳男)

生々しい戦争の記録。私にはかすかですが、防空壕に入ったこと、探照灯の光が窓を横切る光景などが記憶にあります。そして友だちの中には、お父さんを戦死で失った人、満州から両親と離ればなれになって帰国、遠い親戚に育てられていた人などがいました。74年間、日本は戦争しませんでした。この記録をこれからも延ばしていきたいと願っています。(79歳女)

自分は、昨年から広島については勉強していたけど、知らない事ばかりだったし、木下さんのお話を聞いて本当にこわかった。でも、それが本当の「生の声」っていうものなんだろうなって思いました。このお話を聞いて絶望したけど、本当に良いお話をきけて、きかせてくれて感謝です。これから減ってしまう、無くなってしまう生の声をきける場所。聞けなくなる前にもっともっと聞いておきたいなと改めて思いました。(16歳女)

普段戦争の話とかまったく聞かないんですが、今日のお話を聞いて戦争などのつらさなどが分かりました。木下さんのきちょうな「生の声」が聞けて、とても良い経験になったと思いました。私には今年93歳になるひいおじいさんがいます。今日のお話を聞いて興味をもったので今度話を聞いてみたいと思いました。(17歳女)

名古屋のことをあまり知らなかったのですが、きっと私の地域にも戦争中はみんなが戦争に組みこまれ、そしてそこには他国からも連れてこられた方もいて被害にあわれた方もいたのだなと思いました。今まで沖縄や広島・長崎…と訪れて学びはしていたのですが、身近なところから平和を知人といっしょに学び考えたいと思います。(28歳女)

今日は戦争体験語りシリーズを非常に興味深く聞くことができました。八神さんのキーワードを使った語りはとても聞きやすく、内容を理解することができました。特に強く印象に残ったものは、「学童疎開」「集団疎開」でした。どちらの言葉もよく聞いて知っていたつもりでしたが、その費用負担が、その家族が支出することはまったく思ってもみませんでした。国が強制的に行い、命を守るためと思っていたので、大変おどろきました。また、戦後迎えが来なかった子供らが戦争孤児になってしまうなど過酷な運命となっていくこともよく分かりました。あらためて戦争の悲惨な結果を知ることとなりました。(63歳男)

水木しげる展もさることながら、1階や2階の常設展が心を打ちました。若い方もたくさん見に来られていて希望を感じました。私の祖父が栄(当時の鍛治屋町)で、反物工場を営んでいたのですが空襲で焼けて、土地もすべて失いました。なぜ失ったのかその過程について調べたいと思っています。(59歳男)

理屈ではなく感覚的な不快感、イヤダ、イヤダ、本当にイヤダ、戦争はイヤダ!という気持ちが一番であり、想像する、考えることをやめないことが大切だと思います。(39歳男)

今日戦争の残酷さを知って、日本は今までどんなことをしてきたか、されてきたかがよくわかりました。国民も自分がやりたいことができないんだなーと思いました。だから毎日笑って過ごせるのは幸せなことなんだなーと思いました。(12歳女)

戦争で人がしなないように。かなしむ人がいないように。みんながわらってすごせるように。わたしもわらってすごします。(7歳女)

今日の日本はまるで戦争があったことを忘れてしまったかのようで、本当に怖い。子供達のためにも平和とは何か、戦争とは何かを考えてほしいです。(44歳男)

今日本は、戦争をしていないけれど、まだ世界ではたくさんの国が戦争していることが悲しいです。他の国も世界中が平和になれるようねがってほしいです。(9歳女)

同時刻に女子学生二人が、ガイドの人の話ていねいに聞いていて、それが聞こえてきてとても参考になった。読む…のも大切ですが、話して聞かせてもらう(解説)事は、理解を深めるのに効果的かと思った。(70歳男)

名古屋でのこのような展示があることを知りませんでした。あまりにも身近な戦争、考えさせられました。9歳と6歳の娘が感銘しておりました。(44歳男)

戦争体験のお話、とても良かったです。私の祖父、祖母が戦争を体験していますが、これまであまり詳しく聞いたことがありませんでした。そういった意味でも今日はリアルな体験談が聞け、とても勉強になりました。(31歳男)

ちょうど体験談を聞くことができた。生々しく、70年以上経た今もなお当時のことを話すと言葉に詰まるほど、そうぜつな体験をされたのだ、心に響いた。出来る限りかたりついでいっていただきたいと思う。(50歳女)

本日は偶然に石川薫さんによる語り継ぎの講演を拝聴できたことをとてもうれしく思います。私は映画などで戦争を少し学んだ程度で全戦争がどのようなものなのかを知りませんでした。特に映画でも兵士にスポットをあてているものばかりで、一般市民の戦時の様子はあまり知りませんでした。本日の講演はそのような疑問を解決する一つの答えでした。非常につらい思いをし、終戦後にも被害者、そして戦争を知らない私たちのために活動していたことを知り、私は感激しました。また地方の空襲をはじめ知らないことが多くあるので、引き続き教えていただきたいです。(22歳男)

望月さんのお話を聞く機会を得て、良い時間を過ごせました。水木しげるの特別展見に来ましたが、夏休みの学生さんたちが多く来場されているのを見てたのもしく思いました。(59歳男)

父母から戦争体験の話を聞いてきましたが、写真や遺品を目のあたりにすると、悲惨さを実感します。戦争を二度としてはいけない!ということを後世に伝えつなげていくことが私たち世代の役目なのだ、と思いました。以前から訪れてみたいと思っていたピースあいちに父母と来れてよかったです。(57歳女)

日本の被害だけでなく、日本側が他国に対してやってしまった歴史についても展示していたので、勉強になりました。(24歳女)