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催し物案内・お知らせ  2019年3月





8分間で奪われた2000人のいのち 「熱田空襲」
―6月9日 愛知時計・愛知航空機への空襲

3階展示室
開催中 5月5日(日)まで

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展示風景
パネル展示 6月9日空襲とは何だったのか
浄玄寺前住職の描いた体験画
今井さん・中野さんの証言
東邦高校美術科の生徒の作品
2トン爆弾原寸大パネル

1945年6月9日、熱田神宮に近い愛知時計電機と愛知航空機の2つの工場一帯を襲った「熱田空襲」は、わずか8分間の空爆で2000人を超える犠牲者を出しました。
なぜ、時計製造工場が標的になったのでしょう。なぜ、名古屋空襲で最大の被害となったのでしょう。
実は6月9日は、米軍「エンパイア作戦」の初日、そして2トン爆弾が日本で最初に使われた日でした。6月9日の空襲をさまざまな角度から解明します。
また「6月9日空襲を語り継ぐ」をテーマに、東邦高校美術科生徒の作品展、戦争体験の証言・絵画、地域に残る犠牲者慰霊碑パネルなどを展示します。

<展示内容>
・6月9日空襲とは何だったのか
時計生産から軍需生産へ/6月9日空襲の実態/愛知時計電機・愛知航空機の学徒動員
・6月9日空襲を語り継ぐ
東邦高校美術科の生徒の作品展
―体験者のお話を聞き、生徒それぞれがイメージした戦争と平和の作品
戦争体験証言・絵画の展示
―今井美代子さん・中野見夫さんの証言パネル・ビデオ
―浄玄寺前住職の描いた 体験画
地域に残る犠牲者慰霊碑
・2トン爆弾原寸大パネル




関連イベント

講演会
4月13日(土)13:30~15:00 1階交流のひろば

「中京高女の学徒動員と熱田空襲」 越智久美子さん(至学館大学助教)
『私たちの戦争』(2016年 中日新聞社)の著者が、若者がどのように戦争に巻き込まれていったかなどを語ります。





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展示

福島を忘れない!被ばくから8年―チェルノブイリ原発事故から34年―
主催 チェルノブイリ救援中部/協力 ピースあいち
開催中 5月5日(日)まで 2階プチギャラリー

福島原発事故から8年。「福島は復興しつつある」という政府の姿勢とは裏腹に、避難地の縮小や住民の帰還、放射能汚染廃棄物の現状、住民の健康被害など問題は山積し、解決の見通しは立っていません。そして、30数年経た今も半径30キロ圏内立ち入り禁止のチェルノブイリ原発周辺の現状。二つの地域の現状をデーターと写真で…

展示パネル
◇チェルノブイリ原発事故関係/◇福島の被災写真 (写真家/飛田晋秀氏)






2019年ピースまつり
5月5日(日) 11:00~16:00 全館無料開放

楽しいステージ企画、つきたて餅、産直野菜・手作り小物販売など準備しています。






沖縄展「沖縄戦と子どもたち」
5月21日(火)~7月6日(土) 3階展示室

6月23日の「沖縄慰霊の日」をはさんで毎年開催しているピースあいち沖縄展。今年は過去に展示したパネルの中から「子ども」を題材にしたものを取り上げることにしました。
対馬丸事件の悲劇や、鉄血勤皇隊やひめゆり学徒隊のように10代の若者たちが戦争に動員されていった実態、ガマ(地下壕)での暮らしや集団自決による子どもたちの悲惨な状況などです。
これまで詳細には取り上げてこなかった護郷隊や収容所での生活、戦争孤児についても展示をしたいと考えています。
「基地のある暮らし」が続く沖縄に思いを寄せてー。

展示内容
沖縄戦は一般住民が巻き込まれた唯一の地上戦として、悲惨な出来事がたくさん起きました。1944年に第32軍が創設されると10代の子どもたちまでも陣地構築、飛行場建設に駆り出されました。米軍上陸後は激しい攻防戦に参加するようになった子どもたち。
逃げ込んだガマでは窒息死させられた幼児など。日本復帰後も基地があるために生じる子どもへの数々の問題。パネル展示でそれぞれを紹介します。




関連イベント

映画上映会 「白旗の少女 琉子」

6月1日(土)13:30~ (事前予約制/052-602-4222 ピースあいちまで)



講演と朗読のつどい
6月22日(土)13:30~

講演:「子どもたちの視た沖縄戦」
お話 阪井 芳貴さん(名古屋市立大学教授)
沖縄戦当時子ども(幼児・学童・生徒)だった人たちが後に回想した戦(いくさ)の記録から見える沖縄戦の諸相について検証します。
朗読: ピースあいち朗読の会「オリーブ」
2018年6月23日 沖縄慰霊の日のスピーチ
相良倫子さんの平和の詩「生きる」





お知らせ・ご案内

戦争体験を語り継ごう!ピースあいち「語り継ぎ手の会 リボン」

「ピースあいち語り継ぎ手の会 リボン」第4回例会
4月6日(土)13:30~     1階交流のひろば

「ピースあいち語り継ぎ手の会 リボン」会員募集
「戦争と平和の資料館 ピースあいち」では、かつての戦争の資料を展示するとともに、戦争体験者たちによる「語り手の会」をつくり、学校や団体などに出向いて、戦争の体験、原爆、空襲、学徒動員など多くの戦争体験を語り伝えてきました。
しかし、戦後70年以上がたち、戦争の実体験を語れる人は高齢化してきました。遠からず戦争体験を聞くことが難しくなる時代がやってきます。
そこで、ピースあいちでは、戦争を知らない世代の「戦争の語り継ぎ手」を募り、2017年9月には「語り継ぎ手の会」を発足させて、戦争体験の伝承に取り組むことになりました。戦争体験を語り継いでいく意思と情熱のある人ならだれでも会員になることができます。ぜひご参加を!





ピースあいちでは、
・ピースあいち見学会ガイド案内
・戦跡めぐりのご相談
・パネルの貸し出し

など行っています。ご活用ください。
ご案内ちらしはこちら